【倒産を防ぐ経営学】#3 給付金と助成金・補助金を知る
いつもお読みいただきありがとうございます。経営コンサルタントのサイトウケンタロウです。
コロナで政府や市町村などの給付金や助成金・補助金などの制度がたくさんあります。
キャッシュフローの流入を運転資金の借入なのか、投資資金の調達なのかという議論でしたが、給付金と助成金・補助金もキャッシュフローの流入と同じです。
前回の【倒産を防ぐ第一歩】#2で借入金の本質との運転資金と投資資金の話をしました。もしよければ読んでみてください。
給付金・助成金・補助金もキャッシュインフロー
運転資金と投資資金を給付や助成で考えてみましょう。
ですので、運転資金と投資資金に使ってもよいです。
ですので、こちらは基本的に投資資金に使うことになります。
将来キャッシュを獲得するには投資するしかない
コロナ禍では、給付金は主に運転資金に充てざるを得ないことがほとんどだと思いますが、ビジネスモデルの変更をしながら運転資金に充てつつ投資資金とすると尚良いでしょう。
であると定義します。
投資は将来キャッシュフローの流入を生み出すものとすれば、投資をしない限り生き残れないといっても過言ではありません。
コロナ禍にて、投資に対する補助や助成である補助金と助成金を取らない会社は危ういということにあります。
政府が悪いと愚痴を言う暇があるなら将来キャッシュを生み出す投資を考え、それに対する補助金・助成金政策を調べましょう。
節税効果のある投資
また、合わせ技で節税のできる仕組みもあります。
投資に対しての税額控除の適用を受けられる会社もあるでしょう。ヒトやモノにお金を投じた場合、その投じた金額に応じて税額を直接的に減額する税額控除を使うことができます。(投資税額控除や所得拡大促進税制など)
どのみち投資でお金を使わなければならないなら、うまく投資を行い税額控除を利用し、withコロナで生きていけるビジネスを創出しましょう!
通常の経済活動を行う場合、投資をしないでキャッシュを生み出そうとするほど難しいことはありません。
ビジネスモデルをもう一度見直し、どのように獲得したキャッシュを将来獲得キャッシュを生みだすために投資できるかが勝負となってきます。
KRN株式会社 代表取締役
経営コンサルタント 齋藤健太郎
コワーキングスペースBOX-VASE オーナー