Part5 理学療法士の行う「評価」の意味合いを考える
初めに
みなさんこんにちは!
このnoteを見ていただき、
ありがとうございます!
理学療法士の野坂です。
現在は整形外科のクリニックに勤務しながら
休日を使って、野球現場で活動している一人の理学療法士です。
今回の記事は、理学療法士という職業では
間違いなく必須である「評価」の重要性について
深掘りした内容を記事にしております!
今更評価を深掘りするのはなぜ?
現在PTとして勤務して勤務してから
6年6ヶ月という時間が経過しました。
ここに来るまでに、たくさんの学びを深めさせていただきました。
というのも、臨床に出てからは、机上で学ぶことのなかった
ことがたくさんおき、そのために勉強をする必要がありました。
専門学校では学ぶことのないことを、臨床では進んで
学んでいく必要がある。そんなことを臨床で目の当たりにしたし
実際に経験をしてきました。
なんで評価なの?
ズバリ結論から申し上げると、
「治療技術より評価の方が重要だし、学ぶ必要がある」
と臨床経験から感じることが非常に多くあります。
どういうことかというと、
評価ができれば、治療技術(アプローチ)は自ずと挙がってくる
ということです。
治療技術を学んでも、結果が出なかった
みなさんもこんな経験をしたことがないでしょうか?
自分より若いセラピストであれば、ぶち当たる壁の一つ。
教科書や資料
勉強会に参加して、〇〇アプローチ、××テクニックを習得して
「臨床で使える!!」と思って意気込み、臨床に臨んでも
「あれ?あの勉強会ではこう言っていて、
真似しているはずなのに
患者さんよくならない、、、」
「〇〇の症状はこうだから、
××のアプローチをしたけど
なんでか変わらないじゃん、、、」
これが臨床のリアルです。
我々が普段行う治療の中には
「絶対」が存在し得ないので
こういった〇〇アプローチ、××手技が
その講習会やセミナーで習ったものが
通用しないことなんていっぱいあります。
というのも、自分も毎月何かしらのセミナーに参加したり
書籍や文献も読み漁り、自分なりに情報をキャッチしていたつもりで
いました。
教科書に載っていたアプローチは「これは使える!」と思い
次の日から実際に患者に対して介入していきました。
臨床では、結果が出ることももちろんありますが、
「効果ないです」
「変わりないね」
という声ももちろん聞かれることもあります。(今でもそれは変わりない)
そういった時に思考停止になると、
「次の一手をどうしていいかわからない」
となります。
しかし、どうしていいかわからないけど
なんとかして結果を出さないといけない
次の解決策を考えて提供していかなければいけないのも
臨床の難しさかと思います。
技術が使いこなせないわけはなんだろうか?
臨床でもがいているそんな時に、ふと考えました。
なんで諸先輩方が築き上げてきた素晴らしい技術が
自分に使いこなせないんだろうと。
非常に悩みました。
非常に考えました。
そんな時にふと思いました。
「その治療技術自体には本来結果が出ているから
先生方が書籍にしたり、実際に論文になっている
しかし、その症例に則しているかどうかはまた別の話じゃないか?」
と。
つまり、技術にとらわれ過ぎて、
患者をしっかり評価できていなかったんです。
臨床をポケモンに例えてみる
臨床でのこのリアルを、
ポケモンに例えましてお話を進めていきましょう。
例えば、伝説級のポケモン🆚それなりに強いポケモンとの一戦。
レベルや技的には、やや伝説級のポケモンに軍配が上がるような
状況を想像してください。
なので、パワーバランス的には伝説級のポケモンに
軍配が上がりそうな雰囲気。
しかし、それなりに強いポケモンには「強み」がありました。
それは、属性です。
いくら相手のポケモンが強くても、
属性が有利であれば、「技の効果は今ひとつのようだ」
という感じで、ダメージが入りにくいです。
そうなると、いくら伝説級のポケモンが強かったとしても
技の相性を考えると、一方のポケモンに軍配が
上がりそうな雰囲気がしませんか?
そう、いくら強い(すごい)技術を持っていたとしても
相手との相性(評価)があっていなければ、負ける(対応ができない)
可能性が非常に高まるということです。
評価のためには何をしたらいいのか?
結論から言うと、問診が超重要だと考えています。
日々の臨床は、問診含め、会話から始まります。
☑️どこに症状があるか
☑️いつから症状があるのか
☑️どんな動作で症状が出るのか
☑️家屋状況
☑️普段のクセ
上げ始めたらキリがないです。笑
しかし、わからないことをわからないままにしてしまうと
そのわからないことにヒントが隠されていることが
時々あります。
特に、自分が必ず問診の中で聞くことがあります。
これを聞かずして問診は成り立たないとも考えています。
それは
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