【ただのメモ37】「Think Clearly」読書メモ⑦

目標をたてる

・自分のことを簡潔に説明するのは難しい
人生には、数え切れないほどのいろいろな要素が詰まっているから、自分のことを一行詩のようにまとめてみても、自分を正確に表せているとはいえない。まとめるほうが無理。
⇨「自分は誰か」という問いに、きちんとした答えを出そうとあまり深刻に悩みすぎないほうがいい。

・「人生の大きな意義」と「人生の小さな意義」を区別する

・「人生の大きな意義」を見つけるには、「私たちはなぜこの世に生まれてきたのか?」「私たちはなぜ存在するのか?」「そもそも、この世とは何か?」という問いの答えを探さなければならない。
しかし、はっきりしているのは、十分な物資と体力さえあれば目標がなくても人生は進んでいくということだけ。
⇨「人生の大きな意義」の答えを探すのはやめたほうがいい

・「人生の小さな意義」を見つけるのは大事で、自分自身の個人的な目標や、意欲的になれること、すべきことを意味する。
⇨個人的な目標がなければよい人生にはならない

・人が幸せを感じるかどうかは、所得の額によって決まるのではなく、目標を達成できたかどうかで決まる
⇨目標があれば正しい決断を下しやすくなる

・達成困難な目標を立てている人は人生に不満を感じる
⇨目標はわざと少し曖昧にしておいたほうがいい


思い出づくりよりもいまを大切にする

・ピーク・エンドの法則
何かを体験したとき、主に私たちの記憶に残るのは、その出来事の一番印象深い「ピーク」部分と、その「終わり」だけで、それ以外はほぼ記憶にない

・何かの思い出を掘り起こそうとするより、そうした時間を意識して体で感じうようにする
過去を振り返ったところで、大した記憶が掘り起こせるわけではない

・長期的な計画を立てることができたら、そのうちの「いま」だけに完全に意識を集中させる
⇨「未来の思い出」より「いま現在の経験」を存分に楽しむ


本当の自分を知る

・人生の「ストーリー」に矛盾はない
つじつまが合わない事柄は都合よく忘れられ、思い出せない部分は(気づかないうちに)驚くべき独創力で穴埋めされる

・誰かが自分を「間違って」評価しても驚いてはいけない。自分を正しく評価できていない
⇨本当の自分を知りたければ、人生のパートナーや長年の友人のように、自分のことをよく知っていて、気を遣わずに正直な意見を聞かせてくれる誰かに尋ねてみるといい

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