【行政書士独学合格体験記_6】記述式問題対策
こんにちは、Nomです!
第6回として、「記述式問題対策」について書いていきます。
この記事は、地味に配点が高く、合否を分ける部分と言っても過言ではない記述式問題の対策について触れていきます。
前記事と同じく、同じような内容に触れていることがありますが、何度も触れるぐらい大切なことだと思ってください。また、同じことを別の面や切り口で触れていることもあるので、それぐらい大事ということです。
1.記述式問題は採点されないことがある
対策どうこうの話に入る前に、記述式問題の採点について簡単に触れていきます。
記述式問題は、行政法から1問、民法から2問出題され、計3問あって、
1問が20点で満点が取れれば60点にもなり、すごく配点が高いところです。
まず、足切りになると、採点されません。
足切りになってしまうのは、次の2つの場合、、、
・一般知識が40%未満
・記述式を除いた得点が120点未満
・・・これは、かなり痛い話なので、回避する必要があります。
2.記述式問題の解答の仕方
解答の簡単なコツとして、
”キーワードを3個程度入れる”
ということです。
問題文に沿って、キーワードを3個程度入れて、
40字程度で文章を完成させます。
”キーワード”が間違えていれば、点数になりませんが、
”文章”が少しくらいおかしくても、15点程度は配点があるようです。
(記述式の各問に対する得点が明示されないのであくまでも予想ですが…)
過去問を例にすると、
(問題・正解例は、一般財団法人行政書士試験センターサイトから引用)
(平成30年度 問題46 民法)
甲自動車(以下「甲」という。)を所有するAは、別の新車を取得したため、友人であるBに対して甲を贈与する旨を口頭で約し、Bも喜んでこれに同意した。しかしながら、Aは、しばらくして後悔するようになり、Bとの間で締結した甲に関する贈与契約をなかったことにしたいと考えるに至った。甲の引渡しを求めているBに対し、Aは、民法の規定に従い、どのような理由で、どのような法的主張をすべきか。40 字程度で記述しなさい。なお、この贈与契約においては無効および取消しの原因は存在しないものとする。
(正解例)
書面によらない贈与であるため、履行が終了していないことを理由として契約を撤回できる。(42字)
<採点予想例>
・【どのような理由で?】
⇨「書面によらない贈与」(6点)、「履行が終了していない」(6点)
・【どのような法的主張をすべきか?】
⇨「契約を撤回」(6点)
・【40字程度】
⇨42字(2点)
キーワードが3つあって、40字程度にまとめられています。
大体1つのキーワードに対し6点ぐらいはあるかと思います。
まずは、キーワードをしっかり出していくことが大切になると思います。
そして、全くの空欄で提出するのではなく、部分点を少しでも稼ぐという考えが大事です!
3.記述式問題の対策について
「五肢択一式の対策のときに、記述式も意識する!」
このことに尽きると思います。
私は、過去に記述式問題対策用のテキストを使ったことがありますが、
法令等科目の勉強で手一杯となってしまい、消化不良になったからです。
なので、法令等科目のテキストや問題演習をやりながら、
”キーワード”を意識して、インプット・アウトプットするようにすると、
効率よくできます。
そして、記述式問題対策と同時に、多肢選択式の対策にもなるので、
一石二鳥にもなります。
以上です。
次回は、第7回で「一般常識問題対策」を書いていきます。
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