【本の出版方法⑤】出版プロフィールの書き方解説!著者略歴はV字が有効!
著者プロフィールとは
出版において一番大事なのは企画のコンセプトですが、同じくらい重要だと言えるのが「著者プロフィール」です。
例えるならコンセプトが刀の切れ味、プロフィールはその刀を扱う侍の腕前です。
いかに名刀といえども、その持ち主が弱ければ戦には勝てません。
逆に、達人であれば、持っている刀がなまくらでも「代わりにこの槍で戦っては?」と代案を用意できます。
この例えはあながち「たとえば」の話ではなく、実際に起こりうるのです。
つまり企画としてはイマイチでも、著者プロフィールが魅力的だった場合、
「こういう企画は興味ありますか?」と編集者から逆提案してもらえることがあるのです。
僕が
「著者プロフィールはコンセプトと同じくらい重要」「コンセプトとプロフィールは双璧」
と言う理由をご納得いただけたかと思います。
プロフィールに書くべきポイント
となると、企画書の著者プロフィールは単なる「略歴」ではなく、
編集者に
・「この著者、面白いエピソードたくさん持ってそうだな」
・「ノウハウの信頼度高そうだな」
といった感想を抱いてもらえるような
「本を作りたくなる、安心できる」材料を書くことが大切です。
このプロフィールの書き方も、ある程度パターンはあるものの、
上記の条件を自然に満たす形は…と試行錯誤した末、行き着いたのが、かの「カート・ヴォネガット」も言っている『ストーリーN型理論』でした。
それを著者プロフィール向けにアレンジした「V字型プロフィール」の書き方を解説します。
企画が良くてもプロフィールがいまいちでは企画は通りません。
しかし、企画が悪くてもこの著者プロフィールさえ良ければ、「別の企画」を逆提案してもらえる可能性があるという、
まさに「企画のアリナシ」を判断する非常に重要な要素ですので、しっかりポイントを押さえておきましょう!
■【本の出版方法5】出版プロフィールの書き方解説!著者略歴はV字が有効!
【目次】
0:00 【本の出版方法5】出版プロフィールの書き方
0:15 コンセプトと対をなす、プロフィールの重要性
1:07 プロフィールの失敗例
2:00 プロフィールのポイント
3:07 V字型プロフィールの紹介【フレームワーク】
6:16 +αで書くべき数値
※過去の【本を出版する方法シリーズ】再生リスト