書けなくなった

昔はよく自分の考えていることを文章に書いていたんだけど、なぜかぱったり書けなくなってしまった。そのせいか、思考が浅くなっている気がする。

高校生の頃は、電車に乗っている時間が長かったから、しょっちゅう書いていた。日々の些細な発見とか、不満とか、いろいろ。くだらないこともたくさん。時々恥ずかしくなるようなことも書いているけど、それも含めて今となっては宝物だ。

自分の頭の中にあること、感じていることを言葉にして紡ぎだす作業は、頭の中の整理になるし、自分でも思っても見なかった発見になることも多々ある。それが思考の深みになっていく。

どうしてできなくなってしまったのか。
ひとつはライフスタイルがあるのかもしれない。
何もできない時間が減った。
移動は車を自分で運転することが多くなった。
電車の時間は、乗っている間、できることがかなり限られる。それが却って考え事ができて良かったということなのかもしれない。
意識的にそういう時間を作らなければ、そういう時間を持てなくなっているんだな。

もうひとつは、どう思われるかが気になってしまうことだろうなと思う。
特に仕事で関わる人たちともプライベートで関わる人たちともつながるようになって、偉そうなことを言えないという気持ちがあって、働きはじめの頃は特に、それまで続けていたブログが書けなくなった。時間がとれなくなったことも大きい。そうして、自分の頭の中にあるものを書く習慣がなくなってしまった。

その習慣を取り戻すのに、何度もトライしてみたけど、全然続かない。
一度途絶えた習慣を取り戻すのって本当に難しい。
さらにそこに、人にどう思われるかという問題がひっついているから、さらに続かないのだ。困ったもんだ。

……なんて、今日は少し書いてみた。
また書けたらいいけど、次はいつにやるやら。

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