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【シード調達のリアル】国内初のAGA管理アプリ『HIX』を開発するエムボックスに投資支援させて頂きました。 - Finance by Genesia. -

国内初のAGA管理アプリ『HIX』を手掛けるエムボックスへの投資支援について、この度、プレスリリースをさせて頂くことができました。多くのメディアさんにも取り上げて頂き、身の引き締まる思いです。

【ニュースリンク先】

■エムボックスからのプレスリリース


■ジェネシアからのプレスリリース


■TechCrunchさん

■日経新聞さん

■BRIDGEさん

(2021年2月25日15時から、Clubhouseにて平野さんによる公開取材予定です!)

ファウンダーの金澤さんとは、ジェネシアの支援先でエムボックスと同じくオンラボさんのプログラム出身のリゾートワークス高木さんからのご紹介でお会いさせて頂きました!支援先から起業家仲間をご紹介いただくというのは、とても嬉しいですね。

意思決定プロセスを進めていた当時のカレンダーを振り返ると、2020年7月10日に「初めまして」の挨拶をさせて頂いてから、17日に二回目の打合せ、21日には検討の進捗状況を共有するコールMTGを挟み、28日に三回目の打合せを経て、8月6日午前にエムボックス経営チームとジェネシア・メンバーとのディスカッションを行い、同日昼過ぎに正式コミットメントのオファー、という流れで進めておりました。意思決定プロセスの期間中は、かなり密に連絡を取り合っていました。

約一か月弱での正式オファーということで、ジェネシアとしては少々時間は掛かってしまったものの、チーム一丸となって支援をさせて頂くにあたり、事業成長に向けた仮説を丁寧に構築していくことを意識して、スケジュールを組んだ記憶があります。

当時、既にプロダクトがリリースされていたので、初回の打合せ前に『HIX』アプリをダウンロードして使ってみていたのですが、体験としての新しさと面白さを強く感じるものでした

アプリで頭皮の写真を撮影することで、AGAの進行状況について判定を受けることができるプロダクトですが、水谷の進行度は「前頭部を中心に、ややAGAの進行が疑われます」という結果に。前から少し気になっていたけど、、、というところで客観的に示唆をもらえる他、頭皮状態や生活習慣に関するガイダンスを受け、改善に向けた手ほどきを受けることができます。

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他人に相談することが難しいコンプレックスとも深くかかわる薄毛・AGAに関して、デジタル完結型で高精度のセルフチェックを行い、パーソナライズされた対策提案を受けるようになるのは必然的な流れですし、男性であれば職業や年齢を問わず誰でも一度は自身の頭髪の状況について気にしたことがあるのでは、という点でも大きなマーケットを感じるプロダクトでした。

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また、事前に共有してもらっていた資料から、経営チームの経歴としても、デジタル×ヘルスケアの領域における知見を高いレベルで持ち合わせているチームという印象を抱きながら、良いフィーリングを持って初回の打合せに臨むことができました。

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そして、初回の打合せに入る前の時点で良いフィーリングを持てているとき、はじめましての挨拶が気持ちよく出来ると、個人的にはもう大方の方向性が固まります。もちろん、熟考しながら検討を進めることもありますが、金澤さんとの出会いは完全に前者でした。

打合せに同席してもらっていたジェネシアの一戸さんからも「水谷さんの好きなタイプの方ですね」というコメントが出るくらい、わかりやすかったみたいです。

エムボックスのピッチ資料や、経営チームとのやり取りの中で個人的に最も印象に残っていることは、なにより顧客理解の深さです。言葉で表すと一言ですが、やり切ることはとても難しい芸当の一つと思います。

シード期の場合、例えば顧客獲得コストやLTV、継続利用率などといった事業数値面については仮説でしか語ることが出来ませんが、顧客の課題欲求については強固なファクトで語ることが可能です。

そして、エムボックスの経営チームは、薄毛・AGAに悩んでいる人がどういう行動を取っているのか、また、それはなぜかという点について、インタビューだけでなく、ユーザーに寄り添いながらも客観的な視点を持って日頃から接しているからこそ蓄積できるインサイトをベースに、事業仮説を組み立てていました

この顧客インサイトを持ち続けることができるということは、マーケティングやプロダクト開発を含む戦略設計に際しての最上流に位置するファクターで、ここをブレずに持つことができるチームはとても魅力的で、強いと感じます。特に、C向けサービスのゼロイチ立ち上げに当たっては本当に重要なポイントと考えています。

プロダクト自体の事業性については、プレスリリースやメディアさんの記事にも多く取り上げて頂いており、水谷からも以下のコメントをプレスリリースに際して、寄せさせて頂きました。

『身体的なコンプレックスは周囲の人にも相談しづらく、氾濫する真偽の不明な情報や不安を煽る広告に惑わされながら、効果も不確かな高額商品に誘導されてしまうことも非常に多い、健全化の余白の大きな市場領域です。特に、健康寿命も伸び行く中で、AGAを始めとする男性向けのパーソナルヘルスケアは、女性と比較すると大きく出遅れている状況です。』
『 この市場環境下、エムボックスが開発する『HIX』というAGA管理アプリは、アプリ完結の薄毛のセルフチェックを通じて個人にあった対処方法を教えてくれるという、薄毛に悩む方々にとって進むべき道を示す北極星のような存在となっていきます。』

『フェムテック』という言葉も生まれ、女性のセクシャルウェルネスの向上に向けてテクノロジーを活用したサービスが複数立ち上がってきているのと対照的に、男性向けはサービス群を総称する言葉すら存在しない、未開の状況でした。

しかし今この瞬間、『HIX』を開発するエムボックスによって、“MaleTech(メルテック)”が日本で高らかに産声を上げました

エムボックスはMaleTechの旗手として、男性特有のAGA(男性型脱毛症)という進行性の疾患に対するデジタルソリューションの開発を進めていきます。悩みを持つ男性を少しでもエンパワーし、豊かな社会を創っていくエムボックスのチャレンジにご一緒できることに、大きな喜びと興奮、やりがいを感じている今日この頃です。

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金澤さん、松本さん、小西さんのエムボックスの経営チームとはご一緒してから既に半年以上が経過していますが、事業の解像度は高まっており、意思決定当時の確信はより深まってきております。

HIXに興味を持たれた方、薄毛やAGAにお悩みの方は、是非、アプリをダウンロードの上、ご利用いただけますと嬉しいです!ダウンロードのリンク先はこちらです。

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