2023春 ボカコレ参戦……!

 こんにちは、鏑木澪です。

 2023年、春のボカコレは3/18〜3/21でした。
(まだ曲を投稿する準備すらできていない18日の夕方に記事を書き始める私←)

 私も作曲を始めてから、四度目の春(あれ、数え方あってるかな?)を迎えまして、ルーキー枠ではなくなりました。
(ボカロ曲を作り始めてから、春のボカコレを迎えるのは三回目)

 気分と能力はルーキーのままです。
(頑張れ、素人←)

 気分がルーキーだったせいか、「あ、18日からか(今日17日なのに、何もできてないわ)。絶対間に合わないから、Twitterでお知らせしよう。待ってくださっている方々、ごめんなさい」と思って、朝っぱらから諦めツイートをしました。

 そうしたら、リプをくださった方がいらして、「新曲待ってる」(意訳: 原文通りでない)と言われ俄然やる気が出て、2日で曲ができました!

 って、前書きのはずが、本文に入ってるじゃないか。


 リンクを貼って、一旦区切りましょう。


制作

 そもそも、冒頭のお話、「全然曲が作れないから(何も浮かばないから)、今は小説書いてます」という旨のツイートを私がしたもので、それも踏まえての「待ってる」だったのだと思います。

 作ろうとしても何もできなくて、「……おえぇ(吐)」って感じで過ごしていたのは、事実だと、言わせていただきたい。
(本当は曲ができてるのに、「全然できない」は私はいわん。だって、できてるなら早く誰かに聞いてほしいもん←)

 曲を出したい気持ちはあるけれど、何もできないから「今年は春も出せずに終わるんだ、私は」と絶望的な気持ちになっていました。


 いやぁ、みなさん、これを読んでくださっているみなさん。

 待ってくれている人がいると、元気になる人間のようです、私は。

 待っていてくれて、ありがとうございます。


 私は、自分の好きな芸能人にメッセージとか送れないタイプだから、人にそれを強要なんてとてもできないけど、メッセージが届くと信じられないくらい元気が出ますね。

 もしかしたら、不用意に? 特段深い意味もなく? 送られた言葉かもしれないけれど、それですごく励まされることってあるんだなと思いました。


「作るぞ!」と決意したからといって、今までと同じ考え方では、曲を仕上げられそうになかったので、考え方を変えてみました。

・コード進行を考えない
・メロディーのモチーフを作らない
・曲の尺を計算しない
・テンポを厳密に指定しない
・楽器の数を増やさない
・音圧を気にしない

 etc.

 とにかく、「これをやらなきゃ!」と思っていたことを全部ポイッ←

 ”ボカコレに出すなら、こういう曲調にするべきだろう”と個人的に思っているものがあるのだけど、それから考えると”一番作っちゃいけないタイプの曲”です、今回私が作ったのは。

 でもさ、そもそも「1位になるぞ!」なんて、今の私は目標にしていないし(獲りたい獲りたくないより、今の実力で獲れるわけがない)、ひとまず、作りたいものをたくさん作って、足りない知識や技術を補いながら経験を積んでいくしかないのよ。

 今回の曲は、教会旋法を意識して作ってみました。
(できてるかわからないけど←)

 ワンスケール作曲? みたいなイメージです。

 コードは延々、Dm、、、
(コード オン コード←)

 つまり、Dドリアン・スケール、、、

 私の知っている範囲だと、Dドリアンは白鍵を鳴らしていればいいそうなので、安心して、白いところに音を置いて曲を作りました。
(素人の曲作りなんてこんなもん←)

 Cメジャースケール
 Amスケール
 Dドリアンスケール

 ……構成音が同じスケールの違いがわかる日が、私にも来るのだろうか。
(コードの役割とか、「違いがあるのだろう」ってのはわかるけど、具体的にどう違うのか、よくわかっていない)

 普段は、わからないなりに音楽理論に基づいて「こう組み合わせたらこういう効果が」「○度音が飛ぶとこういう印象が」とか考えて作っているのだけど、今回は完全に自分の直感と耳だけを頼りに作りました。

 音感のきちんとしている人が聞くと、かなり事故っていると思います。
(書き出す時にMIDIを確認したら、予想外に激突しているところがあったけど、自分の耳を信じて、そのまま残した←直せよッ)

 今回、音楽的なことで唯一、気にしていたのは、
 Dドリアンの特性音である6番目の音をいつ鳴らすか

 んー、仮にCキーで書くと、

 Cメジャー C D E F G A B
 Cマイナー C D E♭ F G A♭ B♭
 Cドリアン C D E♭ F G A B♭

 こういう感じになっておりますので(素人の認識)、「この曲はマイナーキーではないんだよ」と6度の音で主張しなければと思っていました。

 難しい、わけわかめ。←

 教会旋法というと、個人的には梶浦由記さんがよく使っているイメージです。
 あの不思議な雰囲気は、どうやって作られているのだろうと調べていくうちに教会旋法に行き着いたわけですが、それを使えば誰でもあの雰囲気を出せるわけでないのが、よくわかりました。

 まず、ぼうっとしているとメジャーかマイナーに持って行かれてしまって、ルール通りの音が使えない←
(私だけですか、こんなことになるのは私だけですか?!ッ)

 なにか、ありえない思い違いをしていて、使い方を間違っているのだろうか。。。

 でも、いつか作っていみたいと思っていたから、挑戦できてよかったです。


 あっ、歌詞は今書いている小説の登場人物(厳密には登場しない←)の影響を強く受けています。
 それがどれくらい歌詞から読み取れるように書けたかわからないけれど、もし背景が全部読めるくらい読解力と想像力のある人がいて、私のことを心配していたら、私自身は別にそんなこと考えていないから、大丈夫ですよ。

 まぁ、全く考えていないとそういうキャラクターを作らないと思うから、私の中にそういう考え方はあるのだろうけど、それだけじゃないから、極端なことはしないと思います、たぶん。(はっきり言おうよ、そこは←)

 小説はオチまで書けたら公開しようと思っているので、その時に「あぁ、これのことか」と読んでもらえると嬉しいです。
(ちゃんと書き上げられるか、今の設定のまま最後まで行くか不明←)


反省

 余裕を持って作れるようになりたい。(願望)

 計画していなかったわけではないので、こればっかりは、自分ではどうにもできないから、スケジュールに余裕をもたせるとかではなくて、「調子が乗らなくても曲を作れる方法」みたいなものを身につけたいです。

 でも、職業作家ってわけではないから、無理に絞り出さずに生まれてくるものを提供したいのが、正直なところ。。。
(これも言い訳なのだろうか)

 無理にってわけではないけど、「できないからいいや」と思っている自分もいるから、そういう自分はブチのめして作品を仕上げさせようと思います。←


 今回、教会旋法を使えたのと造語で歌わせられたのが、個人的にすごく、ぐっどなポイントです。
(そういえば、三拍子も初挑戦だったけど、ちゃんと三拍子になっているのだろうか?←)

 人工言語を作るといきがっていたわりに、今回は使い損ねました。←

 それは、またの機会に。
(どれだけ先になるのやら←)


 今年はアルバムを出すのが目標で、コンセプトも決めているのだけど、自分のやりたいことをやりたいようにしようと思うと、並行してやるべきことがいくつかあって、進行がかなりゆっくりです。

 でも、進んではいます!

 急に方向転換しない限り、今進んでいる方向で何かができるでしょう。

 方向を変えた時は……その時で。

 作り続けるしかないですわ!


 曲を聞いてくださった方 応援してくださった方

 ありがとうございます!

 これからも、曲作り、頑張ります!


 ではでは〜


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