残りを元に戻し、シャッフルする。
意識調査
「残りを元に戻し、シャッフルする。」に関する以下の6パターンについて、意識調査をTwitterで行いました。
回答していただいた方々、ありがとうございます。
①~⑥の調査結果についてみていきましょう。
意識調査①
『熱唱サマーソング リリー』のカードテキストはこちら。
①で問題にしたのは、「公開した残りを元に戻す際に順番を入れ替えてもよいのか」です。
91.2%の方がゲームを続行すると判断していますね。戻した後にシャッフルするから問題ないと考えたのではないかと思います。
意識調査②
『熱唱サマーソング リリー』のカードテキストはこちら。
②で問題にしたのは、「公開した残りをデッキに戻す場所がデッキの上以外でもよいのか」です。
①よりも多い21.4%の方がジャッジを呼ぶと判断していますね。テキストで指定した位置と異なる位置に戻していることが①よりも問題であると判断した人が多い理由でしょうか。
意識調査③
『ワールド・デリーター レヴィー』のカードテキストはこちら。
③で問題にしたのも、「公開した残りを元に戻す際に順番を入れ替えてもよいのか」です。
①よりも公開枚数が増えた場合に判断が変わるのかを調査しました。
続行すると判断したのは①は91.2%、③は88.9%と、公開枚数が増えたことで問題なのではないかと考えた人が若干増えたようですね。
意識調査④
『ワールド・デリーター レヴィー』のカードテキストはこちら。
④で問題にしたのは、「公開した残りを元に戻す際に順番を入れ替えてもよいのか」です。
①③と異なるのは、順番を入れ替える際にシャッフルをしている(無作為にしている)点ですね。
続行すると判断したのは③は88.9%、④は82.8%と、作為的に並び替えるよりも無作為にした方が問題なのではないかと考えた人が多くなっていますね。
意識調査⑤
『昇熱の『壊做』ナナヤ』のカードテキストはこちら。
⑤で問題にしたのは、「見た残りを元に戻す際に順番を入れ替えてもよいのか」です。
①③④と異なるのは、公開ではない点ですね。
続行すると判断したのは①は91.2%、③は88.9%、④は82.8%、⑤は85%と、公開したカードを作為的に並び替えたよりは多く、公開したカードを無作為に並び替えたよりは少ない人が問題なのではないかと考えているようです。
意識調査⑥
『守りあう信頼の約束 相馬』のカードテキストはこちら。
⑥で問題にしたのは、「デッキ内の順番を入れ替えてもよいのか」です。
他と異なり、デッキ内の順番を入れ替えることが問題であると判断した人は36.8%と意識調査の中でも最大となりました。
シャッフル
6種類の意識調査を行いました。
多くの人は最終的にシャッフルするのだから問題ないと考えたのではないでしょうか。
「シャッフルによって無作為にするのだから問題ない」
「シャッフルするなら積み込んでいても問題ないのか」
など、シャッフル論争が巻き起こりそうですが、本件に関する論点はそこではありません。
総合ルールにどのように記載されているかです。
総合ルール
1005 公開する
1005.1a
公開したことによりそのカードのゾーンが変わることはありません。
デッキを見る(公開しない)場合の例も確認しておきましょう。
304 デッキゾーン
304.2
デッキゾーンに置かれているカードの順番は変更ができません。
結論
デッキゾーンに置かれているカードの順番は変更ができません。変更できないんです。
元に戻した後にシャッフルするとか関係なく、順番の変更はルールで禁止されています。
デッキゾーンのカードの順番を変えているのに気付いた場合は、ジャッジの判断を仰ぎましょう。
(多くの場合、ジャッジを呼ぶ頃にはシャッフルに入ってしまい、入れ替えた証拠を押さえることは難しいと思いますが。)
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