養蚕業が衰退したら紅姫を始めよう
今回は紅姫エンジュについての話をします。
紅姫デッキと環境
今回対象とする紅姫デッキは『新緑の中の夢幻 紅姫』(以下、紅姫)をプレイすることで大型のゼクスを展開してリソースの限り連続で攻撃するデッキです。
紅姫から登場させた『四皇蟲 断絶刃王マンティスバーグ』(以下、マンティス)で自他共にNS盤面をリセットして、紅姫をプレイして盤面展開を繰り返して攻撃を繰り返します。
紅姫デッキはリソースブーストが必須なため、他の緑を採用するデッキ同様『絶夢の神姫 ネムレ』(以下、ネムレ)による強化を受けました。
その結果、紅姫が強化されたのはもちろん、緑色のデッキ全般が強化されたため、養蚕業が盛んになってしまいました。
『鉄糸絹虫メタルボンビクス』(以下、蚕)の前で紅姫はあまりにも貧弱。リソースの伸ばせない紅姫に勝機はありません。
紅姫は養蚕業が衰退したら使いましょう。
紅姫マスターの存在
私はほぼ毎週月曜日の夕方から閉店まで、中野にある遊Vicという店舗のデュエルスペースでゼクスをしています。
元々はゼクスタも開催していたのですが、コロナ渦で開催がなくなってしまった今でも、吉祥寺(数駅隣)でゼクスをしていたメンバーをはじめとして、ほぼ毎週ゼクスができる環境に身をおいています。
そのメンバーの中に紅姫(を使い続ける)マスターがおり、(紅姫は対話を必要としないデッキのため壁として)紅姫の前に座る事があります。
対面で紅姫の動きは見ていたこと、『たっぷりの愛情を貴方に エンジュ』(以下、7エンジュ)がエラッタを受けてもなお紅姫デッキが十分な安定性と攻撃力を備えていると判断し、個人戦CSへの使用に踏み切り、紅姫マスターからの補習を受けました。
今回は紅姫マスターからの教えを養蚕業が衰退した時のために後世に残したいと思います。
紅姫エンジュデッキ
今回の個人CSで使用したデッキです。
『青葉千歳』をプレイヤーに採用するデッキもありますが、プレイヤーに『エンジュP』を採用している最大の理由は『波打ち際の慈愛 エンジュ』(以下、波打ち際)の存在です。
マリガン基準は『波打ち際』です。
『波打ち際』による安定したリソブを基盤として、紅姫エンジュデッキは以下のようなゲームプランで動きます。
リソースブースト
まずは、リソースブーストの視点からデッキの動きをみていきます。
3ターン目
リソースを最大限増やすターンです。
このターンは少なくともリソースフェイズに置いてリソース6からスタートしたい。
→2ターン目に1リソブ以上しておく。
→1ターン目は2、3ターン目の準備。
『火炎剣 鳳凰木』(以下、鳳凰木)をチャージに残して『ネムレ』を組むことを1つの目標とするため、チャージを1枚残してIGします。
『IG紅姫』を残しておくと、『ネムレ』を組んだ時にリソースのコスト7以上の枚数に貢献できます。
リソースが6枚以上あることで、スタートカード『カザネ 緑風の決意』(以下、スタリソ)の能力が使えるようになります。
(※Ex化が必須なので、可能であれば2ターン目にEx化しましょう。想定使用リソース数に問題がなければ3ターン目にEx化するのも許容範囲内。)
3ターン目に『スタリソ』効果で登場させるのは『緑風の雷竜巻 カザネ』(以下、カザネ)です。
『カザネ』は『スタリソ』能力で登場した後、自身の能力でリブートの2コストを生み出せるので、実質手札消費0の0コストで1体生みだす事ができます。2ターン目にEx化していれば6リソ、このターンにEx化しても5リソ残っています。盤面に3体用意するには十分なリソースが残っていますね。『カザネ』を使って『ネムレ』を組むとリソースの7コスト枚数も増やせます。
単純に『ネムレ』を組むと6+3で9リソースになります。『ネムレ』の起動能力が有効になる12リソースまであと3リソです。
3ターン目辺りからは『雪だるまとお参り 紅姫』(以下、雪だるま)と『追憶の若武者 龍膽』(以下、若武者)を意識しましょう。
盤面に2体用意できてリソースが5枚残っていて、リソースに緑の7コストのゼクス(『マンティス』は数えない)が4枚あるなら、手札から5コストで『雪だるま』をプレイしましょう。
手札を1枚トラッシュに置けば、4枚リソブすることができます。
3体で『ネムレ』を組んで6+4+3でリソースが13枚、『ネムレ』効果で『雪だるま』を出して効果を使えば13-1+4でリソースが16枚。
『雪だるま』をプレイせずに『ネムレ』を組んでリソースが12枚になるのであれば、『雪だるま』は『ネムレ』から登場できればよいのでリソースにあれば十分です。
(『ネムレ』前に緑7コスト4枚条件達成は難しいですが、『ネムレ』を組んだ後の条件達成なら狙えます)
『鳳凰木』効果で『雪だるま』をスリープさせれば、さらに3コスト使用することもできます。
『若武者』の誘発条件はリソースに置かれた時なので、リソースフェイズに手札から置いた場合も誘発します。自身含めて5枚あればよいので、コスト7以上(『マンティス』も数える)を4枚用意することを意識しましょう。IGで捲れたり『カザネ』のコストでトラッシュに置かれている場合や、手札にある場合は、『赤手空拳 矢車』(以下、矢車)でリソースに置くことで2コスト1面2リソブを狙う事ができます。
盤面に処理しないといけない相手のゼクスが多い場合は、リソースを7まで伸ばして『三千世界を射貫く者 跋難陀』(以下、跋難陀)を組みましょう。
一番簡単な方法は、『矢車』+『カザネ』ですね。
『矢車』効果でリソースを増やして、『カザネ』を実質0コストで登場させます。リソースに『矢車』がある場合は、『カザネ』を先に登場させて『矢車』をリソースから回収することもできます。
この組み合わせをした場合、『跋難陀』効果で2リソース起きるので、実質0コストで『跋難陀』を登場させ、1面処理することができます。
『鳳凰木』が残っている場合は、『鳳凰木』+『カザネ』で『跋難陀』を組むので、チャージは1枚残しておきましょう。『矢車』を『鳳凰木』で捻れば3コスト使えるようになります。
Ex化していると、『跋難陀』のパワーを+2000することができるので、PSに隣接している相手のアークゼクス(パワー11000)も攻撃して倒す事ができます。
『跋難陀』を組むと『ネムレ』は組めなくなってしまいますが、残りのリソースで可能な限りリソースを増やしましょう。
3ターン目にリソースを大量に増やす手順がわかったので、1、2ターン目でその準備をしましょう。
1、2ターン目に共通して意識することは、盤面にゼクスをプレイしながらリソブに繋げる事です。
盤面にゼクスが生き残ればそのまま、倒されてもIGすることができるので、3ターン目の『ネムレ』が組みやすくなります。
1ターン目
初手は『波打ち際』でキープしますが、1ターン目は以下のカードをプレイして2ターン目に『波打ち際』と盤面形成できるように準備をします。
『アイドル♪サマーレッスン』(以下、サマレ)
『かぐわしき毒針 樒』(以下、樒)
『自由気ままなライダー エンジュ』(以下、ライダー)
『スクールウェイトレス 紅姫』(以下、IG紅姫)
『鍛錬の蹴撃 花梨』(以下、花梨)
1ターン目のプレイ優先度は以下のとおりです。
・『波打ち際』有『矢車』有
『IG紅姫』>『樒』>『ライダー』、『花梨』
『IG紅姫』被破壊時のリソブを狙います。
『樒』>『ライダー』なのは、『ライダー』は2ターン目に役割があるからです。
・『波打ち際』有『矢車』無
『樒』>『ライダー』>『IG紅姫』>『花梨』
『樒』と『ライダー』で『矢車』を探します。
・『波打ち際』無
『樒』、『ライダー』>『花梨』>『IG紅姫』
『樒』と『ライダー』で『波打ち際』を探します。
『ライダー』はリソースに「エンジュ」がある場合にスリープすると、『花梨』はスリープすると1リソース使えるようになるので、『サマレ』を打って『波打ち際』を探すことができます。
2ターン目
『波打ち際』があれば、確定でリソースを5に伸ばして3ターン目にリソース6からスタートすることができます。
リソースに『波打ち際』があり、手札に『矢車』と7コストのゼクスがある場合のみイグニッションをします。
・スクエアに『鳳凰木』+3コストゼクス
2コスト『波打ち際』効果でリソースが5、残り2コスト。
2コスト『矢車』効果で7コストをリソースに置いてリソースが6、残り0コスト。
『鳳凰木』+3コストゼクスで『流転の神統 ウェアジャガー』(以下、破天ジャガー)をPSに降臨(破天降臨ではない)してリソースが7。残り0コスト。
『鳳凰木』で『矢車』を捻って残り3コスト。
再び『波打ち際』でリソースを8に伸ばして1コスト構えてもよし、Ex化+『カザネ』から『波打ち際』で盤面を作りながらリソースを8に伸ばすこともできます。
・スクエアに『鳳凰木』のみ
『波打ち際』と『矢車』でリソースを6に伸ばす事ができますが、返しの相手ターンにアークゼクスがプレイされるのでオススメできません。3ターン目に安定して『ネムレ』ルートを取るのであれば、『波打ち際』だけか、他のゼクスのプレイを狙いましょう。
リソースに『波打ち際』があり、手札に『矢車』と7コストゼクスがない場合は、チャージは3ターン目に残しておきましょう。
『ライダー』と『花梨』が手札にある場合は、3コストでプレイ後に『波打ち際』をリブートすることができるので、2コスト『波打ち際』効果でリソースを5に伸ばす事ができます。
『波打ち際』がない場合は、『樒』や『ライダー』で『カザネ』や『矢車』、『波打ち際』を探しながらEx化しましょう。『カザネ』が手札に無くても『紅姫』や3コストゼクスも2コストで登場させることができるようになるので、Ex化できるのであればしておきましょう。
リソースに[エンジュ]がいる場合は、『ライダー』から1リソース起こして『サマレ』+Ex化することができます。
『ライダー』のドローで『波打ち際』を引けば、『波打ち際』を置いて効果の使用までできます。
もちろん、『花梨』も1リソース起こして『サマレ』+Ex化することができます。
2ターン目は3ターン目の動きを考えて盤面にゼクスをプレイしながらリソブに繋げる事を意識してプレイする択を選びましょう。
ショット
リソースにコスト7以上が11枚以上揃ったら、相手のライフが無くなるまで攻撃をしましょう。
4ターン目の準備
3ターン目にリソースを伸ばしていても、コスト7以上が11枚に足りない場合があります。というか、20枚近くまでリソースを伸ばせていない場合はほぼ足りません。
まずはリソースのコスト7以上の枚数を増やしましょう。
3ターン目にライフを取られたりでチャージに7コスト以上があるなら、3ターン目と同じ手順で『ネムレ』を組んで、チャージの7コストをリソースに回収してもいいです。その際に『IG紅姫』や『カザネ』を素材にすれば、簡単にリソースの7コスト以上の枚数を増やす事ができます。
実際は面が埋まっている事が多いので、IGや手札から『樒』をプレイして面を開けましょう。
最悪リソースが5枚残っていれば『紅姫』を4回プレイできる可能性があります(最大12+2回攻撃)。
頑張ってリソースを伸ばして7コスト以上を11枚以上用意しましょう。
用意できたらショットに移ります。
基本パターン
5コスト『紅姫』プレイ。
→『カザネA』『カザネB』『マンティス』登場。
『カザネA』効果で不要札をトラッシュに置いて『紅姫』をリソースから手札に回収し、山札の上から2枚をリソースにリブートイン。
『カザネB』も同様(回収候補は『紅姫』『矢車』『樒』あたり。後述の『AR紅姫』のコストに使用する場合も考慮する)。
3回攻撃。
1コスト『マンティス』効果で『紅姫』『カザネ』『カザネ』『マンティス』をリソースに収納。
2枚目の『紅姫』を手札に回収しつつ、実質2コストで3回攻撃することができます。
《紅姫算》
(残りリソース-5)÷2+1回、基本パターンをプレイできます。
VBケアパターン
1度『マンティス』を2体出しておき、『マンティス』効果で未使用の『マンティス』を盤面に残しておくことでVBのケアができます。
この場合は実質4コスト3回攻撃。
リソースブーストパターン
リソースの枚数が少ない場合は『雪だるま』を登場させることで、手札1枚と引き換えにリソースを4枚増やす事ができます。『マンティス』を1枚盤面に残すとリソースの7コスト以上の枚数が足りなくなったり、後述の『AR紅姫』で山札に戻すリソースに困る場合に使います。
この場合も実質4コスト3回攻撃。
AR紅姫パターン
『百花に願う安寧 紅姫』(以下、AR紅姫)は、ゼクステンド・ドライブ!効果でゲーム中1回リブートのリソースを7枚作り出す事ができます。
コストとしてチャージ1枚と手札2枚が必要なので、チャージを1枚は残しておきましょう。使用済の『鳳凰木』をコストにする場合が多いですね。『カザネ』で増えた手札をコストに使用するので、捨ててもいいカードを手札に用意しておきましょう。
7コスト以上のゼクスを山札に戻すとリソースの7コスト以上が11枚以下になる可能性がある場合は、事前に『雪だるま』でリソース枚数を増やしておくか、『若武者』を戻して能力誘発を期待しましょう。
『AR紅姫』効果を使用してから『カザネ』効果を使用すると、山札に戻したカードがリソースに戻ってくる可能性が高くなります。
5コスト『紅姫』プレイ。
『カザネ』効果で-2コスト。
『AR紅姫』効果で-7コスト。
『マンティス』効果で1コスト。
実質-3コストで3回攻撃。
NS一掃パターン
NSが6面埋められていてリソースに7コスト以上が11枚以上ある場合は、『ネムレ』を組みながら絶界以外のNSを一掃することができます。
5コスト『紅姫』プレイ
→『カザネ』『マンティス』登場
『カザネ』効果で不要札をトラッシュに置いて『紅姫』をリソースから手札に回収し、山札の上から2枚をリソースにリブートイン。
1コスト『マンティス』効果で相手のみゼクスをリソースに置く。
『紅姫』『カザネ』『マンティス』で『ネムレ』を組んで『紅姫』『カザネ』『マンティス』をリソースに置く。
実質4コストでNSを一掃しながら『ネムレ』を待機させることができます。リソースにこのパターンで使用した『紅姫』『カザネ』『マンティス』が置かれるので、基本パターンに移行することができます。
『マンティス』が1枚のパターン
『マンティス』は3枚しか採用していないので、リソースに『マンティス』が1枚しかない場合があります。VBのケアをしたい場合は以下の手順を使います。
5コスト『紅姫』プレイ。
→『カザネA』『何か』『マンティス』登場。
『カザネA』効果で不要札をトラッシュに置いて『紅姫』をリソースから手札に回収し、山札の上から2枚をリソースにリブートイン。
1コスト『マンティス』効果で『マンティス』をリソースに収納。
3回攻撃。
5コスト『紅姫』プレイ。
→『カザネB』『マンティス』登場。
1コスト『マンティス』効果で『カザネB』以外をリソースに置く。
『カザネB』効果で不要札をトラッシュに置いて『紅姫』をリソースから手札に回収し、山札の上から2枚をリソースにリブートイン。
実質8コストで3回攻撃することができます。
『カザネ』がリソースに3枚あれば『雪だるま』の代わりに登場させることで、実質6コストで3回攻撃、『カザネ』がリソースに4枚あれば2セット目に『カザネ』を2体登場させることで、実質4コストで3回攻撃することができます。
相手PSにゼクスがいる場合は『マンティス』で攻撃することで、『カザネ』が2枚でも実質6コストで4回攻撃することもできます。
『紅姫』が1枚のパターン
『紅姫』は4枚採用していますが、1枚しか見えない場合もあります。1枚の『紅姫』を使い回したい
場合は以下の手順を使います。
5コスト『紅姫』プレイ。
→『カザネA』『何か』『マンティス』登場。
1コスト『マンティス』効果で『紅姫』をリソースに収納。
『カザネA』効果で不要札をトラッシュに置いて『紅姫』をリソースから手札に回収し、山札の上から2枚をリソースにリブートイン。
3回攻撃。
5コスト『紅姫』プレイ。
→『カザネB』『何か』『マンティス』登場。
1コスト『マンティス』効果で『カザネB』以外を全てリソースに収納。
『カザネB』効果で不要札をトラッシュに置いて『紅姫』をリソースから手札に回収し、山札の上から2枚をリソースにリブートイン。
実質8コストで3回攻撃することができます。
『カザネ』がリソースに3枚あれば『雪だるま』の代わりに登場させることで、実質6コストで3回攻撃、『カザネ』がリソースに4枚あれば2セット目に『カザネ』を2体登場させることで、実質4コストで3回攻撃することができます。
『マンティス』も1枚の場合は前述のパターンと組み合わせて『マンティス』をリソースに退避させながら『紅姫』を回収しつつ攻撃を重ねましょう。
『カザネ』効果等で山札からリソースに置かれる事が多いので、以外と2枚目も見つかります。諦めず丁寧に『紅姫』をプレイし続けましょう。
残り4コスト以下になったら
『紅姫』をプレイするコストが足りなくなった場合を考えてみます。
まずは出来る限り『マンティス』で相手PS周りを更地にしましょう。『マンティス』は『ネムレ』から登場させることもできます。
その際、NSに7コスト以上のゼクスを1体残しておくと1コストで『豊穣の神仰 イシュタル』(以下、破天イシュタル)に変換して1回攻撃することができます。
『ネムレ』の効果を使用していない場合は『カザネ』を登場させることで使用可能なリソースが2枚増えます。『スタリソ』効果を使用していない場合も同様です。
これで5リソースを越えるなら、もう1回『紅姫』をプレイできますね。
最後に残った2、3コストはアイコンを投げましょう。
その他『紅姫』から登場させるゼクス
上記パターンで登場させなかったゼクスについてまとめます。
手札の7コストとリソースの『紅姫』を交換できます。『マンティス』でリソースに収納すると1リソース増やすことができます。
『不思議な巫女さん エンジュ』をシフトすることでリブートの2リソースを用意することができます。[エンジュ]を11枚しか採用していないので、『カザネ』でトラッシュに置く際に[エンジュ]を選びすぎないようにしましょう。
リソースの『紅姫』を回収できます。
トラッシュに落ちた『カザネ』をリソースに戻したり『若武者』でリソースを増やす事ができます。
手札を増やしながら使用可能なリソースが1回復します。
使用可能なリソースが1回復します。
『たっぷりの愛情を貴方に エンジュ』のエラッタ
エラッタ前は使用可能なリソースが何度も増えるので序盤から安定感に貢献していました。エラッタ後もシフトをすることで2リソース使用可能になることは変わらず、リソースにスリープで入ることになりましたが、何かしらで手札が減りがちな紅姫エンジュにおいて手札が増えるのは重要です。
エラッタの恩恵としては、ショットターンに山札がエラッタ前より多く残っているようになりました。
名称ターン1になりましたが、リソースの7コスト枚数を気にしなくていい場面では効果を使用して手札に加えてしまって問題ないありません。次のターンにリソースに置いたり、『矢車』でリソースに置いたり、『AR紅姫』でトラッシュに置きましょう。
LRの選択肢
候補となるのは、『花梨』、『ミステリアスデート エンジュ』(以下、LRエンジュ)、『初春の令月 令和』(以下、令和)、『未来の達人 蒲公英』(以下、蒲公英)です。
絶対的な採用根拠はないため、好きなゼクスを採用しましょう。
いつでも1リソ起こせる。
デッキ内の[エンジュ]枚数が少ないため、リソース6枚以下の時に不発してリソースが減る場合がある。
序盤に相手のアイコンを攻撃して破壊しなければいけない試合展開が多くなった場合は採用候補。
パワー5000なので場持ちがいいのが特徴です。1ターン目にプレイすれば盤面に残る事が多く、2ターン目の『波打ち際』『矢車』『破天ジャガー』ルートの可能性が高くなります。
デュナミス
最後に採用したデュナミスのカードについて補足します。
『未来ある者たちへ』は4ターン目以降に2コストで『戦勝導く将星 木蓮』(以下、木蓮)を登場させる為に採用しました。事故対応用ですが、そういう場合は手札も少ないので、『破天イシュタル』の2枚目でもよいかもしれません。
事故発生時に『紅姫』や準備札を手札に加え、7コスト(主に『若武者』)をリソースに置くためのカードです。
『安寧たる『倒絡』ニンフルサグ』(以下、サグ)は緑のお守りですが、使ったことはありません。
『繁茂する『恵愛』イシュタル』(以下、イシュタル)は『ネムレ』『跋難陀』に次ぐ3ターン目の候補です。パワー13000が必要だったり、『跋難陀』だと後続のプレイすればが続かない場合に候補になります。
『修羅魔王プリニー』(以下、プリニー)はどうしても手札を使わずデュナミス権を使って『紅姫』をリソースから回収したい場合に使います。ハンデス対策が主な役割です。
『翠竜の桜翼 娑伽羅』(以下、娑伽羅)は最近採用率が低くなりましたが、緑ならこの1枚で拾えるゲームも存在しているので1枚採用しています。
『理想と夢で世界を変える』は汎用ドライブ、『こっそりスイーツタイム』は[エンジュ]専用ドライブです。0コストで『理想と夢で世界を変える』を使用することはほぼ出来ない構築なので、『こっそりスイーツタイム』を2枚採用しましたが、リソースを1枚立てておくことも難しくはないので、1枚づつ採用した方がいいかもしれません。
おわり
これを読んだひとりでも多くの人に紅姫エンジュを使用していただけることを願っています。
デュナミス以外は比較的安価に揃えられるので、養蚕業が衰退した際にいかがでしょうか?
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