「エクリプス・デュオ」調査記録
・『エクリプス・デュオ ~真相~』
「エクリプス・デュオ」の核となるカードです。
■効果
相手の[容疑者]を攻撃破壊することでライフに1ダメージ与える。
今回は『エクリプス・デュオ ~真相~』を使用するための調査記録をまとめます。
基本ルート
まずは基本となる手順を把握しておきます。
『エクリプス・デュオ ~真相~』の能力を使用するルート
■成果
0コストで1点ダメージを与える。
■条件
・リソースが6枚あること
・「調査記録」が3枚あること
・手札に『エクリプス・デュオ ~真相~』があること
■手順
①「調査記録」:3→0
「調査記録」を3枚消費して手札から『エクリプス・デュオ ~真相~』をプレイします。
②「調査記録」:0→1
「エクリプス・デュオ」が登場したので、ゲートカード『エクリプス・デュオ ~指令~』の自動能力で「調査記録」を1枚獲得します。
③「調査記録」:1→0
『エクリプス・デュオ ~指令~』の起動能力で「調査記録」を1枚消費して、『エクリプス・デュオ ~真相~』に隣接するゼクスのコストの数値を指定して[容疑者]にします。
※ゼクスを選んで[容疑者]にしていないので「絶界」でも[容疑者]にすることはできます。
④
『エクリプス・デュオ ~真相~』で[容疑者]を攻撃して破壊し、1点ダメージを与えます。
※『エクリプス・デュオ ~真相~』は[容疑者]の効果を受けないので、[容疑者]の起動能力を無視して攻撃することができます。
<補足>
『エクリプス・デュオ ~真相~』がスクエアにいる時に、手札から『エクリプス・デュオ~監視~』を青or赤1コストでノーマルスクエアにリブート登場させることができます。
→登場時に手札1枚を「調査記録」3枚に変換できます。
■課題
①始動ターン
6リソース必要なため、リソブしないのであれば4ターン目以降でしか使用できません。
新規ルート
B47で[ブレイバー]に新たなカードが追加されました。
・『姫界賊 アルビルダ』
■特徴
①手札でコスト軽減
→相手のスクエアにあるゼクスの枚数だけ手札にあるこのカードのコストが下がります。
②プレイ登場時除去
→条件:手札を1枚トラッシュに置く
効果:ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1体選んで除外。
③起動で手札から展開
→条件:自ターンにスクエアにある自身をスリープして除外
効果:手札からコスト8以下の[ブレイバー]をノーマルスクエアに登場させる。
1つ目の能力によって相手のゼクスが3体いれば4コストまで下がるので、最速2ターン目から『姫界賊 アルビルダ』をプレイすることができます。
3つ目の能力によって、自他のリソース枚数に関係なく『エクリプス・デュオ ~真相~』をノーマルスクエアに登場させることができるようになりました。
これによって「『エクリプス・デュオ ~真相~』の能力を使用するルート」のリソース枚数縛りの課題が解決しました。
ここからは『姫界賊 アルビルダ』を起点としたルートについて考えてみます。
『姫界賊 アルビルダ』の能力を使用するルート
■成果
4コスト以下で『エクリプス・デュオ ~真相~』をノーマルスクエアに登場させて1点ダメージを与える。
■条件
・スクエアに相手のゼクスが3体以上いること
・手札に『姫界賊 アルビルダ』があること
・手札に『エクリプス・デュオ ~真相~』があること
・手札にトラッシュに置く用のカードがあること
■手順
①
リソースコストを支払って『姫界賊 アルビルダ』をプレイします。
②
『姫界賊 アルビルダ』の登場時能力で手札を1枚トラッシュに置き、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1体選んで除外します。
③
『姫界賊 アルビルダ』をスリープさせて除外し、手札から『エクリプス・デュオ ~真相~』をノーマルスクエアに登場させます。
④
以降は「『エクリプス・デュオ ~真相~』の能力を使用するルート」の②以降の手順を行います。
■課題
①相手ゼクスの処理
『姫界賊 アルビルダ』が4コスト以下になっているということは、スクエアに相手のゼクスが3体以上います。
この手順で処理できる相手のゼクスは2体なので、相手のゼクスが1体以上残ってしまいます。
・『姫界賊 アルビルダ』の2つ目の能力で1体除外
・『エクリプス・デュオ ~真相~』で1体攻撃破壊
②プレイヤースクエア
相手のゼクスが3体以上いるということは、概ね自分のスタートカードは破壊されていることでしょう。
『エクリプス・デュオ ~真相~』はノーマルスクエアに登場するので、プレイヤースクエアを埋める必要があります。
ライフやイグニッションでゼクスが登場していない場合、残りのリソースと手札でプレイヤースクエアを埋めなければなりません。
→3ターン目に4コストで『姫界賊 アルビルダ』をプレイしたとすると、1コストしか残っていません。
③手札枚数
この手順を行うと、ゼクスが2体登場し、手札1枚をトラッシュに置くため、手札が3枚減ります。
課題②に対してプレイヤースクエアを埋めるために使える手札も限られ、次のターンの行動に使える手札を残しておくことも難しくなります。
「『姫界賊 アルビルダ』の能力を使用するルート」では「相手ゼクスの処理」と「プレイヤースクエアを埋める方法」と「手札枚数」に関する課題があることがわかりました。
課題①②の解決のために、始動コストを下げる方法を考えてみます。
「エクリプス・デュオ」には自身を低コストで登場させつつ、手札からゼクスを展開することができるゼクスが存在します。
・『エクリプス・デュオ~休息~』
■特徴
①手札から能力登場
条件:赤1青1コストと「調査記録」を1枚消費
効果:自身を手札からノーマルスクエアに登場
②展開
条件:スクエアに相手の[容疑者]がいる
効果:手札からコスト4以下の[ブレイバー]か[メタルフォートレス]を1体ノーマルスクエアに登場
『姫界賊 アルビルダ』がコスト4以下になっていれば『エクリプス・デュオ~休息~』から登場させることができます。
これによって、4コストから2コスト+「調査記録」2枚に始動コストを軽減することができました。
※『姫界賊 アルビルダ』の2つ目の能力はプレイ登場時なので、相手ゼクスの除去はできなくなります。
ここからは『エクリプス・デュオ~休息~』を起点としたルートについて考えてみます。
『エクリプス・デュオ~休息~』の能力を使用するルート
■成果
『エクリプス・デュオ ~真相~』をノーマルスクエアに登場させて1点ダメージを与える。
■条件
・自分のリソースが5枚以上あること
・スクエアに相手のゼクスが3体以上いること
・手札に『エクリプス・デュオ ~休息~』があること
・手札に『姫界賊 アルビルダ』があること
・手札に『エクリプス・デュオ ~真相~』があること
・調査記録が2枚以上あること
■手順
①「調査記録」:2→1
『エクリプス・デュオ ~指令~』の起動能力で「調査記録」を1枚消費して、『エクリプス・デュオ ~真相~』を登場させる予定のスクエアに隣接するゼクスのコストの数値を指定して[容疑者]にします。
②「調査記録」:1→0
赤1青1コストと「調査記録」を1枚消費し、手札から『エクリプス・デュオ ~休息~』をノーマルスクエアに登場させます。
③
[容疑者]がスクエアにいるので、『エクリプス・デュオ ~休息~』の登場時能力によって手札から4コスト以下に軽減されている『姫界賊 アルビルダ』をノーマルスクエアに登場させます。
④
『姫界賊 アルビルダ』をスリープさせて除外し、手札から『エクリプス・デュオ ~真相~』をノーマルスクエアに登場させる。
⑤「調査記録」:0→1
「エクリプス・デュオ」が登場したので、ゲートカード『エクリプス・デュオ ~指令~』の自動能力で「調査記録」を1枚獲得する。
⑥
『エクリプス・デュオ ~真相~』で[容疑者]を攻撃して破壊し、1点ダメージを与える。
■課題
(「『姫界賊 アルビルダ』の能力を使用するルート」と比較)
①相手ゼクスの処理
・『エクリプス・デュオ ~真相~』で1体攻撃破壊
『姫界賊 アルビルダ』の2つ目の能力が使えなくなり、除去が1回減ります。
その代わり、リブートの『エクリプス・デュオ ~休息~』がスクエアに残っていることから、(除外から攻撃破壊に変わるので処理の質は落ちますが)処理できる相手のゼクスの数は変わりません。
相手のゼクスが3体以上いるため、この手順を用いても相手のゼクスが最低1体は残ってしまいます。
②プレイヤースクエア
ライフやイグニッションで登場したゼクスがいなくても、『エクリプス・デュオ ~真相~』がいる時に1コスト支払って手札から『エクリプス・デュオ~監視~』を登場させれば、『エクリプス・デュオ ~休息~』と2体で5コスト[アバター]を降臨させてプレイヤースクエアを埋めることもできます。
また、『エクリプス・デュオ ~休息~』の登場には2コストしか使用していないので、5リソース時だとしてもまだ3コスト使うことができます。
3コストあれば手札次第でプレイヤースクエアを埋めることもできます。
③手札枚数
・手札に『エクリプス・デュオ ~休息~』があること
・手札に『姫界賊 アルビルダ』があること
・手札に『エクリプス・デュオ ~真相~』があること
・手札にプレイヤースクエアを埋める用のカードがあること
手札に必要なカードが増え、手札の消費も増えました。
「『エクリプス・デュオ~休息~』の能力を使用するルート」によって5リソースの時の行動の質が向上しました。
その一方で手札に必要なカードが多く、消費する手札の枚数も多いため、実用化するためには手札に関する課題を解決する必要があります。
「調査記録」の使い道
ここで一旦、「調査記録」を獲得する方法と用途について整理しておきます。
■獲得
2ターン目までに「調査記録」を獲得する方法としては、コスト3以下の「エクリプス・デュオ」を登場させるのが現実的です。
4コストの「エクリプス・デュオ」を登場させて「調査記録」を獲得するのが許されるゲームは稀であると考えています。
また、相手ターンにライフから「エクリプス・デュオ」名称のアイコンが登場した場合も最低1枚の「調査記録」を獲得できるので、積極的に「調査記録」の獲得をしたいのであればアイコン帯は多くの「エクリプス・デュオ」を採用しておきたいです。
■用途
獲得している「調査記録」の枚数を参照したカードを採用しないのであれば、獲得した「調査記録」を大量に抱えておく必要はありません。
このターンに使用する「調査記録」の枚数と獲得できる「調査記録」の枚数、次ターンに必要な「調査記録」の枚数を考え、過剰になっている「調査記録」は手札に還元することができます。
このことから、登場時に1枚以上の「調査記録」を獲得できるゼクスは実質登場時にドローできるカードとして考えることもできます。
「『エクリプス・デュオ~休息~』の能力を使用するルート」の場合に必要な「調査記録」は3ターン目に2枚なので、2ターン目までに獲得している「調査記録」の枚数次第では過剰な「調査記録」を手札に還元してもよいかもしれません。
また、基本的には『エクリプス・デュオ~指令~』によって「調査記録」を1枚消費して[容疑者]の指定を行うため、[容疑者]を複数回指定したい場合は複数枚の「調査記録」が必要となります。「調査記録」を手札に還元する際には注意が必要です。
課題への対処
「エクリプス・デュオ」は手札からゼクスを登場させますが登場時に手札を増やすカードが限られているため、「調査記録」を手札に還元しない限り手札が減り続けてしまいます。
「『エクリプス・デュオ~休息~』の能力を使用するルート」を用いることで低コストで動き出せるようになりますが、手札消費が激しいため手札枯渇問題が課題となります。
最後に課題である手札枯渇問題を解決する方法として、『エクリプス・デュオ~指令~』以外の手札補充方法を2つ提案して「エクリプス・デュオ 」の調査記録を終わります。
手札補充方法案
案1:『鬼神野シュリ Unite<M>』
「エクリプス・デュオ」の色とも相性がいい赤と青の約束イベントから登場させることのできる[パニッシャー]です。
■懸念点
・最低2コストかかる。
・手札が少ないほど引くことのできる枚数が増えます。
→始動後、手札が減った状況で後続確保のために登場させる運用
・手札を2枚消費(約束+追加の手札1枚)して最大4枚ドローできます。
案2:『息災の獣刃詩 メッテ』+『神域の歌声 エンリル』
■特徴
・自分のリソースにある色の種類と相手のリソースにある色の種類だけ手札からプレイ時のコストが下がります。
→『神域の歌声 エンリル』で5コスト軽減+相手の1コスト以上軽減によって1コストでプレイすることができます。
・登場時、自分のリソースにある色の種類だけドローできる。
→『神域の歌声 エンリル』があると5ドローできます。
→手札を1枚(自身)消費して5枚ドローできます。
■懸念点
・5リソース以降にならないとコスト軽減されない。
・5リソースまでにリソースに『神域の歌声 エンリル』をリソースに用意する必要があります。
→初期リソース以外の『神域の歌声 エンリル』はスリープセットなので、使用可能なリソースが1コスト経ってしまう。
→できれば2ターン目に『神域の歌声 エンリル』をリソースに置きたい。
・『息災の獣刃詩 メッテ』は無色なのでリソースに置きたくない。
・『息災の獣刃詩 メッテ』の登場は同名ターン1の制限があります。
・手札に『息災の獣刃詩 メッテ』が必要となります。
■案1と案2の比較
<採用可能枚数>
・案1:最大12枚(有色2コスト約束)
・案2:最大4枚
<コスト>
・案1:2コスト+手札1枚
・案2:最低1コスト
<登場するゼクス>
・案1:3コスト4500
・案2:7コスト10500
<引く枚数>
・案1:最大4枚
・案2:5枚
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