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麺活をしに来たドーハ・カタール【前田家の世界一周】
中東の旅、最後の国であるカタールです。今回は、首都のドーハへ向かいます。
フライト時間は1時間5分と短いですが、さすがカタール航空。ちゃんと軽食が出てきました。しかも、美味しい。
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カタールに来た理由は、ただ1つ。ラーメンを食べるため、です。
空港からドーハ市内へ
ドーハの空港は、アブダビと同じように広くて、新しい。午後1時くらいに到着したので、空港から市内へ伸びているメトロに乗ることにしました。
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数ある中東の国を周ってきましたが、ドーハでは、今までで1番生活の中にイスラム教を感じました。
ちょうどドーハに到着した日は、金曜日でした。イスラム教において金曜日は大切な曜日です。キリスト教でいう日曜日みたいな存在なようで、信仰に費やす日とされています。
メトロの営業時間も、それが反映されていて、金曜日は午後2時から朝1時の営業でした。メトロの営業が始まるまで、30分ほど待機です。午後2時になる前にゲートは開いたので、中には入ることができました。
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メトロに乗るためのカードは、改札口の前にあるマシンから購入することができます。カードは1枚につき10QRで、行く先拘らず、片道2QRです。クレが使えるので便利です。
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メトロは、写真を見ていただいても分かる通り、超きれい!駅も電車もピカピカでした。それもそのはずで、2022年のカタールで開催されたFIFAワールドカップに併せて、2019年に開通したそうです。
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メトロで印象的だったのは、アブダビのバスと同様で、ファミリーカー(女性と男性が乗れる)とスタンダードカー(誰でも乗れる)と呼ばれる車両があったことです。あと、多分、特別なチケットを持つ人のみしか乗れない、プレミアムクラスみたいな車両もありました。
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ただ実際に乗ってみると、ファミリーカーには、女性の同行者がいない男性の方も乗っていました。スタンダードカーには、男性しかおらず、女性が乗っている雰囲気はありませんでした。
男性はどこに乗っても良いのかもしれません。なんだかよくわかりませんが、直感的にズルいって思いました。
滞在先
カタールに滞在したのは2泊3日のみ。おまけに、麺活という明確な目的もあったので、キッチンなんぞは忘れ、普通のホテルに宿泊しました。しかも、お目当てのラーメン屋さんから徒歩5分の場所にありました。麺活ガチ勢です。
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ドーハ市内からは数駅離れた場所にありますが、メトロの駅からは徒歩5分の場所にあります。1泊1万ちょいのホテルで、決して超安いわけではありませんが、立地(ラーメン屋の近くという以外も良かった)、部屋のクオリティは満足できました!おすすめです。
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ドーハで麺活
さて、本題の麺活です。まず、前提として、私の麺に対する愛はクレイジーです(参考:ポーランドで二郎系を求めて4時間移動した事件)。
訪問した「夢をカタール」は、私が大好きな二郎系の有名フランチャイズ、「夢を語れ」系列のお店です。
中東では、宗教がら豚を食することはできないため、ラーメンも二郎系ではないですが、二郎系のお店が出店していると聞いたら行くしかありません。
ホテルから5分歩き、とある建物の2階にお店がありました。建物の下ではお店の方が呼び込みをされていました。
2階へ向かうと、日本っぽくデコレーションされたお店エリアがありました。店の前には、夢を語れっぽいポストイットに書かれた夢が貼ってあり、夢を語れを感じます。
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醤油ラーメンのほか、担々麺、まぜそば、鶏白湯など、メニューは豊富。「とんこつ」という名の羊肉を使ったラーメンもありました。これは中東ならではですね。
私は、おとなしく醤油ラーメンを頼みましたが、ちょっとでも二郎系っぽくしたくて、追加でもやしを頼むことに。夫は「とんこつ」。
醤油ラーメンは、シンプルだけどコクがありました。昔ながらの味です。豚なしで、こんな味が出せるんですね。夫の「とんこつ」は、ちゃんと羊肉の味がして、若干クセを感じるものの、ラーメンとして成り立つ味。お店の工夫を感じるラーメンでした。
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正直なところ、お値段は安くありません。しかし、食材の制限が高い中東において、日本と変わらない味を提供しているのは、本当にすごいことです。また、中東は、欧米ほどラーメンが流行っているようにも見えません。そのような土地で、あえてラーメン専門店を出すのは、勇気のある出店だとも思います。
そのような環境の中で、なぜラーメン店を出したのか。多分ですが、ムッチャクチャ大変だったと思います。もっと簡単な場所、絶対にあります。
いつか、店長さんに会って、お話を聞いてみたい。
二郎系の夢みてなんぼが、カタールにお店を出したことを知り、麺活のためにドーハへ来ています🇶🇦ここに来るためだけに入国をしたので、滞在ホテルはお店から徒歩5分の場所。昨晩食べに行ってきました。
— ケイコ前田👐10,000円分のフォーを食べる女 (@kaychan_i) October 19, 2024
📍 yume wo Qatar /ramen〜Japan village restaurant〜 pic.twitter.com/YRaxZcDFPX
そう思っていたら、なんと知り合いの旦那さんでした。地球、狭すぎ。そして、Xのポストも認知していただけたので、帰国したら、日本の店舗に足を運ばせていただき、ご挨拶したいと思っています。
一応、観光もしたよ
ちょっとだけ、ドーハ観光もしてみました。ラーメンだけじゃないよ!
訪れたのは、「イスラム美術館」です。
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ドーハのコーニッシュ(海岸通り)に面した人工島に建てられていて、展示品の内容も素晴らしいですが、その建築の美しさも素晴らしい美術館です。
それもそのはずで、この美術館のデザインは、ルーブル美術館のピラミッドをデザインした建築家のイオ・ミン・ペイ氏が作っています。
展示物は、7世紀から19世紀にかけてのイスラム世界から収集された作品を中心に構成されています。スペインからインド、中国など様々な国から集められた美術品を見ることができました。
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展示物の中には、古いコーランや衣装などもあり、その当時の様子も伺えたことから、博物館としても楽しめました。
この美術館では、展示物以外に、その外の景色が見どころです。
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エントランスを入り、左右に分かれている道を進むと、海に面したエリアがあります(上の写真で、アーチ型の壁がある場所です)。ここから見えるドーハの眺めが最高でした。
ここから夕暮れの街を見るもよし、夜も19時(日によっては21時)まで開いているので、夜景を見ることもできます。
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ただの美術館以上の価値がある場所でした。おすすめです!
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中東、グッバイ
夏頃にヨルダンに行ってから、直近ではエジプト、トルコ、アラブ首長国連邦、バーレーンを訪問し、締めはカタールの中東旅でした。
中東で好きだったのは、スパイスを活かしたご飯が食べれたことと、アラビア語の文字と、ネコ。どちらかというと、ネコの方が9割好きだった理由を占めているかもしれません。
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というのは、ちょっとだけ冗談。
中東のイスラム教から成り立つ文化や生活習慣は、他では見ることができない雰囲気を作っていました。独特だなと思いましたし、このような生活をしなければいけない立場だったら、どう思うかな、とかは考えました。しかし、外部の人間として見る限りは、ユニークで興味深く、時には美しいと思う国ばかりでした。
暑いけど。
次は、いよいよアジアです。まずは南アジアへ向かいます。
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\私はこんな人です/
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プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。
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