ニュージャージー州の田舎で食べる地元の食【前田家の世界一周】
昨日から天気が大崩れしていて、ずっと雨と曇りが続いています。ネトフリ廃人を発動しており「UGLY BETTY」の4シーズンを一気見し終わってしまいました。シーズン4の終わり方は良かったけど、捲し立てるように終わったことに納得いかない勢なのですが皆さんどうですか。
あ、今日は地元で食べたグルメの話です。お腹が空いている人は後で呼んでください。
世界一美味しいチキンウィングを食べたいよ〜〜〜
アメリカの方ってアメフトが大好きです。そして、ゲームの日には大体家でパーティをします。というか、ハウスパーティよくやります。我が家も例外ではなく、よく家に人を招いてワイワイしていました。そんな時にテイクアウトしていたお店【Pic-a-lili】のチキンウィングが食べたすぎて、来ちゃった(彼女風)。
Pic-a-liliはダイブバーというか、バーの横にちょこっと食べられるスペースがついているお店。クラフトビールもたくさん置いてあります。Pic-a-liliの名物である「チキンウィング」は、皮がパリッパリの中のお肉は柔らかく、とにかくタレがうまい。
タレはマイルド・ホット以外にも、ジムビーム・メイプル、ハニーBBQなどなどたくさんあります。色んなタレのウィングを頼むのがオススメです。
Pic-a-liliに訪問した際に印象深かったのは、ウェイトレスさん。近所の優しいお姉さんみたいなんだけど、メニューについても知識が豊富。例えば、オーダーしたクラフトビールを作っている醸造所のことを知っていたり。素朴なバーの雰囲気に合ったウェイトレスさんはコレだ!っていう距離感の保ち方で素敵だったなあ。
このローカルな雰囲気が大好きだし、もっと頻繁に来たい、と強く思ったディナーでした。
ダイナー文化を愛す日
アメリカといえばダイナー文化。IHOPなんかは有名なダイナーですが、もっとローカルなダイナーがニュージャージーにはたくさんあります。私の地元に昔からあるダイナーに夫を連れて行きました。
地元は特にやることがないため、ティーン達からすると貴重な憩いの場としても使われます。ここのダイナーで夜な夜なたむろってました。コーヒーだけ頼んで(迷惑)。
ダイナーで食べてほしいのは、朝ごはんのメニューです。パンケーキ、オムレツ、フレンチトーストなど一通りのアメリカンブレックファストのメニューが食べれます。値段も高すぎず、上の写真にあるショートスタックパンケーキ(普通の量の半分という意味)で8.99ドル=1,340円でした。いちごも結構乗ってるのでアメリカにしてはコスパ良いと思います。もちろん、美味しいです。
ダイナーで頼める朝ごはんのお肉で「ポークロール」と呼ばれるお肉があります。豚肉の加工肉で、少し塩辛いのが特徴。スパムとの違いは、スパムが豚ひき肉とハムでできているのに対し、ポークロールは豚肩ひき肉の加工肉らしいです。私も知らなかったのですが、ニュージャージー発の加工肉らしく、他ではあまり食べれないらしいです。この肉も好きなので、持って帰りたい。
夫はコンボプレートと呼ばれる、パンケーキ、ベーコン、ソーセージと卵料理が乗った欲張りメニューを頼んでいました。卵2個分は、自分の好きな調理の仕方で食べれます。
今まではサニーサイドアップ(目玉焼き)とスクランブルしかオーダーできなかったらしいですが、今回は他の卵メニューを予習して行ったので『オーバーイージー(目玉焼きの両面焼きで黄身はほぼ生)』を頼めてご満悦でした。
Wawaってご存知ですか
東海岸でも限られた州にしか存在しないコンビニ、Wawaをご存知でしょうか。私は、Wawaに勝るコンビニはないと思っています(日本含め)。
Wawaにはデリがあり、サンドイッチやスープが頼めます。頼むのも全て機械で自分で操作しながら作れて、細かい注文もできちゃう(マヨネーズなし!とか)という超優秀仕様。簡単なものしかないですが、どれも美味しいし安いのでおすすめです。
大きめの店舗だとガソリンスタンドが併設してあって、ガソリンも少し安めに買えたりもします。何でもできちゃうのがWawaです。
そして、Wawaが私的コンビニランキング1位になった理由はこれです。
コーヒースタンド〜〜〜〜(ドラちゃん風)
Wawaのコーヒースタンドでは常時7〜8種類のコーヒーが並んでいます。しかも、小さいコーヒーで1.59ドル=236円とお安いです。普通のコーヒーだけではなく、季節もののコーヒーでパンプキンスパイスがあったりと気分によって色んな味が楽しめるのも最高。私が1番好きなのは、ヘーゼルナッツコーヒーです。
ヘーゼルナッツコーヒーに、ヘーゼルナッツミルクを少し入れて飲むと、少し甘いナッツフレーバーのコーヒーになるので超おすすめ。
ニュージャージーに着いた瞬間から、夫に「Wawaがすごい」とお経のように伝えていたので、滞在中は何度かWawaに来ました。
世界一おいしいお店ではないかもしれないし、わざわざ足を運ぶ必要もないかもしれない。だけど心には残っていて、地元の良さを思い出させる味がそこにありました。