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今行くべし!メキシコ・トゥルムの交通事情、滞在先、グルメ、セノーテツアー、ランドリーまとめ【前田家の世界一周】

旅人が愛する街、サン・クリストバル・デ・ラス・カサスを出発し、トゥルムへ移動します。

トゥルムはメキシコにある海沿いの街で、現在進行形で開発中のリゾートエリアです。メキシコのリゾートといえばカンクンですが、Instagramでは海外のインスタグラマーさんがこぞってトゥルムの映え写真をアップしています。

私も映えたい。その一心でトゥルム行きが決定しました。まだトゥルムには空港がないため、まずはカンクンへ向かい、そこからバスに乗ってトゥルムまで移動します。(2023年12月にトゥルムに空港がオープンするらしいです←英語の記事)


サンクリからトゥルムへ

サンクリからTuxtla Gutierrezの空港へOCCバスで向かい、そこから我らの友、Viva Aerobusでカンクンへ飛びます。飛行時間は2時間弱です。

カンクンに到着すると、メキシコ人以外の人種が多くいました。さすが有名なリゾート地です。英語も飛び交っていて、久しぶりにスペイン語以外の言語を聞き、懐かしい気持ちになりました。言っていることがわかるってなんて幸せなんだ。

ここから、トゥルムに向かうためにADOバスに乗ります。空港の出口を出ると、すぐにバスチケットやタクシーを購入できるカウンターが並んでいました。ADOのカウンターは1番混んでいました。

18時半くらいにチケットを購入したのですが、なんと次のバスが20時までないとのこと。仕方がないので空港で時間を潰すことに。

カンクンの空港は、セキュリティチェック前のロビーエリアが結構しょぼくてびっくりしました。加えて、Wi-Fiも不安定。超有名なリゾートエリアなのに。唯一あったメキシカンレストランで夕食を食べつつ、バスを待ちます。

お酒が飲める人は、バスのチケットカウンター横にバーがあるので、そこでも時間を潰せそう

出発時間の15分くらい前にバス乗り場へ向かいます。バス乗り場といっても番号が振られているわけでもありません。ADOの職員さんがいた場所にとりあえず行ってみて、場所が合っているか聞きながらバスを探しました。現地の人も観光客も正しいバスがどれかわかっておらずカオスでした。

それもそのはず。空港からはカンクン市内行き、プラヤ・デル・カルメン行きなど多数のバスが出ています。ADOの赤いバスがひっきりなしに出入りするので、どのバスが自分のバスなのかよく分かりません。目の前のバス自分のバスなのかを積極的に聞いて回りながら探す必要がありました。

今回はスーツケースを持っているので、バスの下に積み込み、荷物の半券を受け取った上でバスに乗り込みました。バスは冷房がガッツリ効いていて寒かったです。2時間ほどかけてトゥルムへ向かいます。

トゥルムのADOバスターミナルは、メインのエリアにあるため便利です。そこから滞在先へはタクシーを利用しました。

トゥルムの交通事情

トゥルムはまだ開発中で、小さい街です。電車も公共のバスもありません。そのため移動するには、レンタカー、レンタルバイク、タクシー、コレクティーボのいずれかが必要になります。私たちは、タクシーとコレクティーボを使い分けていました。

なぜ縦で撮ったのか。コレクティーボです。

他の小さな街と同様で、トゥルムではタクシー会社の力が強いようです。Uberをはじめとした配車アプリは存在していません。また、タクシーの需要と供給が合っていないからか、タクシーの料金がアホ高いです。バスのターミナルから滞在先まで1.9キロ、車で5分もかからない距離でしたが、150ペソ=1300円くらいでした。噂によると、ビーチ側にある「ホテルエリア」と呼ばれる場所へ行く場合はさらに料金が上がるそうです。

コレクティーボは、地元の人用に走っているため、かなりお手頃な価格で乗ることができます。こちらについては、別のnoteで触れたいと思います。

で、まじで配車アプリ会社頑張ってほしいなと思いました(定期)。

トゥルムの滞在先

今回もAirbnbにお世話になりました。
滞在したAirbnbのリンクはこちら

トゥルムには、サービスアパートメントと呼ばれる清掃サービス付きの物件が多く建てられています。今回の滞在先もその1件でした。真新しい部屋でエアコン、キッチン、バスルーム、パティオ付き。屋上にはプールがあり、エレベーター付きです。ネット環境も安定していて、動画もさくさく見れました。私たちは4泊5日しか滞在しない予定だったのですが、あと2週間くらい居たかったです。

Airbnbのサイトより

トゥルムには建設中の物件が多くあります。すでにオープンしている物件は、Airbnbとして多く貸し出されているため、需要に対し供給が多い状況です。そのため安く滞在することができますし、部屋も選び放題です。

トゥルム自体の治安が特別悪い印象もなかったため、どのエリアに滞在しても問題はないと思います。ただ、私たちが滞在したAirbnbの場所が非常に良かったので、その付近で滞在することをおすすめしたいです。

トゥルムのメインストリートから歩いて5分ほどの場所にあり、街に出るには便利でありつつ、夜は静かに寝れるため立地的に最高でした。

ちなみにメインストリートは以下の地図で赤い線を引いた場所です。

トゥルムの街並み

私たちはビーチエリア、ホテルエリアには行かずに、メインストリートでほぼ時間を過ごしていました。

メインストリートは主にレストランがあり、夜も賑わっています。女性1人で歩いている人もいたくらい、安心して過ごせる場所でした。

メインストリートを外れると、一気に素朴なビーチタウンに変わります。レストランや大きいスーパーはなく、ほぼ居住地。Abarrotesと呼ばれる小さい何でも屋さん的なお店があるくらいです。

舗装されていない道路も多く、建物はすべて低くて、緑が多いです。おばあちゃんの田舎に遊びに来たような、ゆっくりとした時間が流れていました。

隠れたグルメ

メインストリートにレストランが多いと書きましたが、トゥルムでの外食はレストランじゃないところで楽しみました。いずれも美味しかったので、ご紹介します。

道端のタコス屋
場所:この辺
Super Akiと呼ばれる大きめのスーパーの駐車場横にあった、タコススタンドが激うまでした。Google Mapを見ると、同じ場所にあと2件ほど同じようなタコススタンドがあるようなので、曜日によって出店している人が違うのかもしれません。スタンドの横がすぐ道路なので、ほぼ車道で食べるのもワイルドでいい感じでした。

メキシコのコーラは他より美味しいと聞くけど本当?

メニューは看板に出ていて、英語記載があります。それぞれの値段もわかりやすく書いてあり、観光客が泣いて喜ぶ仕様でした。値段はタコス1個につき20ペソ〜なので、グアダラハラで食べたタコスと比較すると5ペソ高いですが、それでも全然手頃でした。

私たちが食べたのはここ

屋台形式なので、その場で調理してくれた出来立てが食べれます。ガーリックシーフードタコスがめちゃうまでした。

左から、アラチェラ、ガーリックシーフード、トリッパのタコスです

El Picudito
場所:ここ
本当に美味しすぎる隠れ家店を見つけてしまいました。

メインストリートから外れて歩き5分ほどの場所にある、テイクアウト専門のシーフードを取り扱うお店です。おじさんと、おそらくその息子が営んでいるお店で、地元の人がひっきりなしに買いに来ていました。

そして買いに来ている人全員から話しかけられました(そういえば全員、流暢な英語話していたな)。お客さんがフレンドリーなお店は、良い店だと確信しています。そして、その期待は裏切りませんでした。

夕方5時までしかオープンしていないお店です。トゥルムに行ったら絶対に言ってほしい名店です!

セノーテ巡りツアー

トゥルムの映えはセノーテから来ています。セノーテは、地下水が地表に崩れ落ちてできたもので、透明な水と美しい洞窟が特徴です。多くのセノーテはマヤ文明の信仰と儀式の場所として使用されていたらしく、歴史的な要素もあるそうです。

ほな、セノーテ行こや。ということで行ってきました。チャリで。

厳密にいうと、チャリで行く3つのセノーテ巡りのツアーに参加しました。トゥルムの若者がやっているツアー会社のCenotikが運営しています。ちなみに、このツアー、コスパ良く満足度も高かったのでおすすめします。

ガイドさんがやさし可愛すぎる

トゥルムで有名なセノーテといえば、グラン・セノーテやドス・オホスかと思います。今回のツアーでは、もっとローカルなセノーテを自転車で巡りました。この自転車がペダルブレーキになっていて全然慣れず、ツアーグループ内で私だけ終始、顔が必死でした。

ローカルなセノーテは混んでいないので、水の透明度が高く、人がいないため写真も自由に撮れ、のんびりと泳ぐこともできます。セノーテの透明度は人が入るごとに少しずつ失われるので、有名な場所になると午後には濁ったりもするそうです。

底まで見える

セノーテには、フルオープン(洞窟になっていない)、セミオープンタイプ、洞窟タイプと3つあるそうです。参加したツアーでは全てのタイプを見てきましたが、私はフルオープンとセミオープンタイプが好きでした。

セミオープンなセノーテ。1番場得た写真です。

ただ、セミオープンと洞窟タイプは、太陽が入らないため水がかなり冷たいです。水風呂くらいの温度なので、寒がりさんはラッシュガード必須です。セノーテの水はミネラルが豊富だそうで、3つのセノーテにたっぷり2時間ほど入った後には、肌が驚くほどすべすべにになりました。感動した。

肝心の映え写真についてですが、上の2枚を除けばあとはこんな感じでした。

痩せてHIFUでもしたらいいんすかねー…(ため息)

おすすめスーパー

気を取り直して、他にトゥルムで良かった場所をご紹介します。まずは、Chedrauiです。グアダラハラでもお世話になっていたスーパーですが、トゥルムではもっと進化していました。

やはりトゥルムでは外国人観光客が多く、富裕層も多いからかもしれませんが、ここのスーパーでは一般的な食材に加えてレアな食材も多く取り揃えていました。

SUSHIがまわっていた
メキシコの普通のスーパーで乾麺を見たのは初めてです

ワインのセレクションも豊富にあり、ペット用のサロンもありました(何故)。先ほど紹介したタコス屋があるSuper Akiも同じように大きなスーパーですが、品揃えと綺麗さでChedrauiの方が圧倒的に良かったですし、場所もメインストリートから近いので、スーパーに行く際は是非ここへ。

おすすめランドリー

場所:ここ
トゥルムに数あるランドリーの中で、前だけはメインストリート上にあるBo's Laundryを推します。

理由① 明朗会計

メキシコのランドリーでは、いまいち何がいくらで、その値段に何が含まれているのかが明記されていないことが多いです。Bo's Laundryでは、それが全てわかりやすく書かれています。重さによって金額が異なり、それぞれの金額に洗濯機(30分)、乾燥機(30分)、洗剤、柔軟剤が含まれています。10キロ〜14キロで140ペソは結構良心的です。

理由② 軽食が食べれる
Bo's Laundryではミニレストランが併設されています。洗濯を待つ1時間を、ビールを飲みながらゆっくり待つことができる仕様です。私たちはフライドポテトを食べました。

ちなみにお会計は最後に洗濯物と一緒に支払いました。

理由③ チルい待機エリア
テーブルと椅子がいくつか並べられていて、ハンモックもある待機エリアです。日陰になっているのでぼーっと待つことができます。Wi-Fiもあるので、洗濯が終わらないで欲しいと思うくらい、ゆっくりできます。


トゥルムに来た理由である「映えたい」という願望は、主に私のボディメンテナンスの怠りにより叶わなかったに等しいですが、映えられるポテンシャルと武器がある街でした。

繰り返しになりますが、トゥルムは開発中の街です。不便なところや、ちょいきちゃないところもあります。ただ、整った時点で行くと超高いリゾート地になりそうな予感がバチバチにあるので、今のうちに行ってコスパよく楽しむと良きです!

ぜひ行ってみてくさい!


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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