台湾旅行記【屋台飯】中山区 即席おにぎり 再訪 #12
昨日、あまりにも衝撃的だったおにぎり屋台。
きっと同じ時間、場所で出会えるだろうと信じて、朝ごはんを食べに向かった。
既に店は開いており、客はいない。
昨日おにぎりを作ってもらったおじいさんは揚げ湯葉を切っていて、今日の店番はおばあさん。
この機会にいろいろと尋ねてみた。
基本ベースの具は左から、豚の繊維と魚そぼろと野菜そぼろ。
ほぼ見た目は同じである。
高菜っぽいものは見た目そのままか。
辛いシリーズと思われる。
起司はチーズ!
他にも牛蒡や砂糖味があり、いろいろ手振り身振りで教えてもらった。
言葉はほとんど通じない。
謎の手書きメニュー。
上はお粥、下の露はまさかのキクラゲドリンク。
台湾ではコンビニや至る所で売られている定番ものらしい。
スタンバイされている揚げ湯葉と玉子焼き。
今回はチーズおにぎりとキクラゲドリンクを注文した。
待ってくれ。
ばぁやんの方が盛りまくっていないか。
恐ろしいほどに盛られる米、積まれる揚げ湯葉。
完璧なプロなので、おにぎりはしっかりと包まれた。
しかしデカい…。
起司飯糰 50元(¥217)【★★★★★】
チーズおにぎり
黒木耳露 35元(¥155)【★☆☆☆☆】
タピオカドリンク
朝から脳に響く!!
安全な旨味と食感の大パレード!!!
チェダー風チーズが意外に合い、温かい米に程よく溶ける!!
美味いよ!!ばぁやん!!
ジャキジャキの高菜とふんわりそぼろ、硬めの米が絶妙なバランスで、無限に食べたくなる。
今日は黒米が含まれていなかったが、米櫃の中には確実にあったので、白米のみを意図的によそった可能性はあり。
台湾のスーパーで売られているスライスチーズはどれも割高。
少し高級品な立ち位置になるのだろう。
キクラゲドリンクに関しては、ドロっと刻まれたキクラゲの食感が流れ込む…割とそのままの味。
クコの実がほんのり甘さを助ける。
完全オーガニックな味。
おにぎりにはミルクティーよりは合うが、お世辞にもめちゃくちゃ美味いとはいえない。
値段設定的に、季節の限定ものか、ありがたい立ち位置の飲み物と推測。
ちなみに、コンビニやスーパーでもペットボトルのキクラゲジュースは売っている。
黒糖での味付けらしいが、日本人的には皆あまり美味しいとはならない感想を見かける。
しかし、今日も大満足に美味しいおにぎりが食べられて幸せだった。
明日は出発時刻が早いため、恐らく食べられない。
このおにぎりは、死ぬまでにあと10回は食べたい。
もっと食べたい。
他の味もそこまで変化はないと思うが、どうしても心に刻まれてしまって忘れられない。
今からもう一度食べに出ても良いのだが、私は何を悩んでいるのか。
美味しいものに溢れた台湾、本当に幸せな時間が流れている。
ありがとう。