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夏休みの謎

もうすぐ夏休みですね。私は既に関係ない年ですが、俳句ポストの次の兼題が「夏休」。

ぼちぼち句を練らねばなあ……と思っています。

ところで、Xで知り合いのフォロワー様のポストを見て、ふっと思い出したことがあります。
夏休みといえば、「朝の涼しいうちに勉強しなさい」と言われたことはなかったでしょうか?
私自身は、割と優等生タイプというか、あまり「宿題をためる」ということはしなかったタイプです(笑)。割と早い時期に「学習プラン」を立て、さっさと宿題を片付け、夏休み後半は内申書のために、「休み明けテスト」の試験勉強に励んでおりました。

ですが、うちの妹は真逆^^;
夏休み終盤になると、たまりまくった宿題のためにいつも母に怒られていましたねえ。
そんな私の妹ですが、青森在住時の3年間だけは例外で、真面目に朝のうちに宿題を片付けておりました。

というのも、なぜか私が住んでいた某地区は、朝6時のラジオ体操の前に、朝5時半から地区の小学生は町内会館に集められ、そこで「自主学習に励む」という謎の習慣があったんです。
学習の習慣づけという意味では素晴らしいと思いますが、何せ「朝の5時
半」。
田舎は謎に朝が早いのですが、余所者の我が妹は、当然この慣習に不満を持ちました。
そこで何を思ったか、同じような慣習があるかどうか、同級生に一通り聞いてみたのだそうです。

回答は、この「早朝勉強会」が実施されていたのは私達が住む「M地区」のみ。
念の為、当時通っていたそろばん教室のある、隣町のS町の生徒にも聞いてみたそうですが、ホントにM地区だけの習慣だったのだそうです。
私は既に中学生になっていましたから、この悪夢のような?慣習からは逃れていたのですが(その代わり、ほぼ毎日午前中は課外授業がありました)、なぜM地区だけ「早朝学習会」が開催されていた、それも強制参加だったのかは、未だに謎です……。
お陰で、妹は「自分たちだけこんな理不尽なイベンㇳを矯正され、理不尽だ」と感じながら三年間の夏休みを過ごしたのだとか。

ですが、その習慣をこちらに戻ってきてから持ち越せば、私の妹の学業成績はずいぶんと違っていたことでしょう(苦笑)。
もっとも、仮に学力差があっても特に仲が悪いわけではないです。

「夏休み」というKWがちらほら聞こえ始め、「青森で過ごした三年間の夏休み」、そしてそれにまつわるヘンテコエピソードを、ふと思い出した次第です。

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