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読書記録24-111 詩集『山羊の歌』より〈乙女の本棚〉

中原中也は、どんな人だったんだろう?
彼の詩を読みながら私は考える……

美しく死にたいという美意識がありそう
だけど、いざ死ぬとなると生きることに未練たらたら

そんな人が思い浮かんだ

私は中原中也をよく知らないけれど、とりあえず詩から受けた印象はそんな感じだ

そんな私の受けた印象だけからさらに考えを潜ってみる。
もはやそれは妄想だけども

美しく死にたい、けど生には未練たらたら……な人からみたら、きっとウザイのは本当にすぐに自殺してそれなのになんだか1人だけ生き延びてる人……そう、美しい死に様を体現しない奴なのではないか…

そう太宰治じゃないか?と思ったのです
なので私は中原中也と太宰治の話で有名な酔っぱらって、絡んで中原中也が太宰治に喧嘩ふっかけるエピソーども、その妄想で解釈してしまいました。
このエピソードをきいてから、この詩集を読んでこのイメージがわいてきたから、本当に嫌いだったんだろうなあ……嫌い、嫌い、大嫌い、けど、なんていうかその一線を簡単に越えてしまう人間に嫉妬してしまう。だから結局ウザく絡むことしかできない。しかし、一方的に絡まれても戸惑う、と、そんな2人の感情を勝手に妄想してしまった。2人と一緒に飲んでいた檀一雄も大変だったろうなあ(笑)

これは文学素人の駄文なので、世の中の文学研究者の方々大目にみてくださいね。


読了本24-111 詩集『山羊の歌』より〈乙女の本棚〉


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岸谷manah
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