大学で競技ダンス部に入ると人生が変わる7つの理由
こんにちは!学生から競技ダンスを始めて、今年でダンス歴7年目のキャットウーマンです。
今回は、春から通い出した大学に競技ダンス部があり、入部するか迷う!と悩んでいる新入生に向けて、その悩みを解消するとともに、競技ダンス部(舞踏研究会という名称の大学もある)に入部すると人生が変わる7つの理由を詳しく解説していきます!
この記事を読み終わる頃には、入部を決意して明日からあなたも競技ダンサーの仲間入りをしているはずですよ!
1.競技ダンスとは?
学生競技ダンスの解説をする前に、まずは簡単に一般的な競技ダンスについて説明しますね。
競技ダンスとは、以下の10種目を男女ペアで踊り、その演技における技術や芸術性を競うものです。基本は社交ダンスのイメージで間違いありませんが、それよりもスポーツ要素が強いです。英語だと「ダンススポーツ」とも呼ばれています。
【スタンダード5種目】
・ワルツ
・タンゴ
・ヴェニーズワルツ
・スローフォックストロット
・クイックステップ
【ラテン5種目】
・チャチャチャ
・サンバ
・ルンバ
・パソドブレ
・ジャイブ
この10種目で競い合うのが、競技ダンスです。
学生競技ダンスの場合は、ヴェニーズワルツとジャイブを抜いた8種目で順位をつけていきます。
1-1.学生競技ダンスとは?
学生競技ダンスとは、競技ダンス部がある大学同士が、学校対抗もしくは大学の代表として個人が、ダンスの技術・芸術性を競い合うスポーツです。
学生競技ダンスは8種目ですが、基本は一般の競技ダンスの大会と同じルールで行います。違いは、全ての運営が所属している学生によって行われるということ。会場の設営から当日の受付、音響設備に至るまで、全て学生が自分たちで準備するんです!
まさに青春と言っても過言ではありません。
ちょっと面倒だなと思う人もいるかもしれませんが、大学生になれば、どの部活・サークルに入っても自分たちで運営するのが当たり前です。
せっかくなので競技ダンス部に入って青春してみるのはいかがでしょうか?
2.初心者でもついていけるの?
学生競技ダンス部の部員は、90%以上が初心者スタートです。
上級生たちが、丁寧に教えてくれるので問題なくついていくことができます。
稀に子供の頃から競技ダンスをしているという人がいますが、それ以外はみんな初めての競技ダンス。全く心配する必要はありません。
バレエやジャズダンス経験者もわずかにいますが、美術部・吹奏楽部・野球部・バスケ部出身者と言った、ダンス未経験で色々な背景の人が集まっています。
運動神経がない!リズム感がない!と思っている人でも、始めてみるとセンスが開花したりするので、気になったら部活の見学・体験に行ってみてください。
とても優しく先輩たちが教えてくれるはずですよ。
3.競技ダンス部は忙しい?
競技ダンス部は、忙しそうなイメージがあるかもしれません。
結論から言うと、部活への取り組み方によっては忙しくなります。
大会は基本的に日曜日に開催なので、
大会シーズンの4〜6月・9月〜12月の日曜日は埋まってしまうことが多いです。
ただ、大抵の大学は、週2〜3で活動日を設けているので、1週間まるまる忙しいうことはありません。バイトの時間もしっかりとることが可能です。
練習に時間をどのくらい割くのかは、個々のペアの目標によります。
自分たちのペースで練習量を決めることができる、と言うことです。
忙しくするかどうかの裁量は自分たちにあるということですね。
3.競技ダンス部はお金がかかる?
金銭についても気になるポイントですよね。
正直、学生にしてはお金がかかる部活と言えます。
主に、衣装代・大会参加費・合宿費にお金を使うことが多いです。
お金の問題の対策は、事前にバイトをして準備しておくことです。
入部して1年過ごしてみると、いつどのくらいお金が必要なのか把握できるようになります。
大学生は1年の1/3以上がお休みです。その長い休み中に、バイトをたくさん入れてお金を用意しておくことをお勧めします。
そうは言われても、そんなに働く時間ないよ!と言う人に朗報です。
この後ご紹介する「5.競技ダンス部に入ると人生が変わる7つの理由」の中にお金の問題を解決するポイントが盛り込まれています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
4.競技ダンス部に入ったら勝たないといけない?
競技ダンス部に入ったら勝たないといけないのか?
個人的な見解が入りますが、競技でやっているので勝てた方が気持ちいいのは事実です。学校ごとに順位は付きますし、個人の成績も学生競技ダンス連盟(競技ダンス部が加盟する団体)のホームページに記載されます。
大学によっては、競技ダンス部の歴史は長く、成績を重要視しているところもあります。
ですが、みんながみんな勝利を重視して活動しているとは限りません。
大学生になると、できることが一気に増えます。
例えば、海外留学やボランティア、インターンシップなどです。
将来のことも考えるようになるし、ダンスだけに力を入れられるわけではありません。
そう言う人たちは、勝つことよりも、ダンスや部活に参加することそのものを楽しみながら4年間を過すのです。
部活への貢献の仕方は、人それぞれです。勝つことが全てではありません。
自分のペースで、踊ることを楽しむのです。
5.大学で競技ダンス部に入ると人生が変わる7つの理由
時間やお金の気になる問題もありましたが、そんなことを忘れてしまうほど価値のあるものが手に入ります。
それが、次に紹介する競技ダンス部に入ると人生が変わる7つの理由です。
本当に人生が変わるほどの理由ですよ、準備はいいですか?
5-1. スタイルが良くなる
競技ダンスを始めると、ほぼ100%の人が痩せます。
男女ペアで踊るものなので、運動量がものすごいのです。
ただ踊るだけではなく、
合宿の時などは、筋トレも行うので筋力もつきます。
特に競技ダンスは、ブレずに躍るため、体幹が重要です。
その体幹を鍛えることは、代謝UPにもつながります。
競技ダンスを始めると、
ガリガリに痩せるのではなく、筋肉もつき引き締まった体になるのです!
5-2. モテるようになる
競技ダンスを始めると一気にモテるようになります!
今までモテたことがない人に、モテ期がきたかのように人気者になります。
競技ダンスでは、身だしなみも重要なチェックポイントです。
大会で審査される項目にある身だしなみは、自然と普段の生活に表れるようになります。
眉毛や髪がボサボサだった男の子は、眉を整え、髪もさっぱりに。
これだけで見違えるので、爽やかボーイに大変身というわけですね。
加えて、イギリス発祥の社交ダンスはレディファーストが基本。
女性をリードするという行為を日々練習するので、体に叩き込まれます。
そうすると、普通の大学生が、レディファーストを心得た紳士になるのです。
清潔感と紳士さを携えたら、女子大生はイチコロです。
加えて、大会で活躍していると一躍大スターの仲間入りです。
サッカー選手や野球選手のように、ファンがついたりもします。
こうした理由で、競技ダンスに精を出すとモテるようになるのです。
5-3. 就活で有利になる
入りたい会社や就きたい仕事がある人には重要なポイントと思います。
競技ダンスで出した成績は、就活でとても有利に働くのです。
成績だけではなく、競技ダンス自体面接官受けがいいと言います。
4年間1つのことに取り組む姿勢は評価されますよね。
また、自然と身だしなみや姿勢が綺麗になるので、第一印象が良くなります。
就活に力を入れたいという方は、競技ダンス部をお勧めします。
5-4. 大学を超えて仲間ができる
競技ダンス部に入ると、たくさんの友達ができます。
その理由は、他の大学の人たちと関わる機会が多いからです。
そもそも学生競技ダンス部の大会は、数多くの大学が集まり行われるものです。
もしあなたが、関東の大学に進学しているとしたら、少なくとも関東圏内の20校の大学の人たちに会うことができます。
大会で会うだけではなく、何百人単位で盛大に飲み会も催されます。
この飲み会に参加することで、色々な大学に友達を作ることができるのです。
競技ダンス部はいわば大規模なインカレと言えます。
ただの友達を作るだけではなく、
出会いの場にもなるので、彼氏彼女を作る機会も大幅に増えます。
自分の大学以外に仲間ができるのは嬉しいことですよね。
色々な価値観の人に出会う機会を作ってみるのはいかがでしょうか。
5-5.お金になる
3.競技ダンス部はお金がかかる?で触れたポイントがこちらです。
競技ダンスはお金になります。
特に男性にとってはいいバイトがあるんです。
競技ダンスを始めないと気づかないものですが、
よくみると街の至る所に小さなダンスパブが存在するんです。
そこに通っているのは、社交ダンスを愛する小綺麗な叔母様たち。
そういったダンスパブでは、男子学生ダンサーは重宝されます。
仕事の内容は簡単、叔母様たちと楽しく躍るだけです。
大体3時間踊って、日給6,000円〜8,000円もらえるんです。
金額は前後しますが、時給換算するとおよそ2,000/時。
飲食バイトなんてやってられなくなりますよね。
このように競技ダンスを始めると、いいバイトが見つかったりして、
お金にも困らなくなるのです。
5-6. 日本一を目指せる
2.初心者でもついていけるの?でご説明しましたが、競技ダンス部入部者は9割以上が初心者です。
初心者スタートで、4年間練習を重ねることで、学生競技ダンスの全日本チャンピオンになることができるのです。
年に2回夏と冬に、日本中の競技ダンス部がある大学が集まり、全日本大会を開催します。夏は大阪、冬は首都圏で大会を実施。
この大会が本当に言葉にならないほどドラマがあるものなんです。
実際に会場の空気に触れないとわからないものですが、
大学生が自分たちの4年間をかけて優勝を争う、これは誰が優勝しても泣けてしまうほど感動の瞬間です。
このような日本一になるチャンス、日本一が決まる瞬間に立ち会えるのが、
学生競技ダンスなのです。
5-7. 一生の思い出ができる
最後に、お伝えしたいのは一生の思い出ができるということです。
5-6.の全日本大会の話も然りですが、
競技ダンス部に入ると、涙あり・笑いありの4年間が待っています。
ダンスについて何も知らないところから始まり、後輩を教える立場、部活を運営していく立場へと変化して行きます。
その過程では、同期とぶつかることや、自分の成績で悩むこと、競技ダンス以外にやりたいことが見つかることもありあます。
そういった悩みを超えて、成長していく自分がいることに気づきます。
悩み以上に、楽しいことがあります。
悩みを忘れてしまうくらい、気の合う仲間に出会えるのです。
競技ダンスなんて変わった部活に好き好んで入る人たちです、
気が合わないわけありあませんよね。
私はいまだに、競技ダンス部の同期と集まることがあります。
同期の結婚式では、みんなの出会いである競技ダンスも披露しました。
卒業しても、昨日のことのように思い出が蘇ってくるほど。
それくらい競技ダンス部は、苦いことも・甘いことも経験できる部活なんです。
6.今日からあなたも競技ダンサー
いかがでしたか?今回は、私の実体験をもとに4年間で感じた価値を添えて、
大学で競技ダンス部に入ると人生が変わる7つの理由についてご紹介しました。
風の噂で聞いた話ですが、
今年はコロナウィルスの影響で新歓活動ができず、部員が激減しているとのこと。
この記事を読んで少しでも、学生競技ダンス部に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
少しでも興味が湧いたら、ぜひ各大学の競技ダンス部の人たちとコンタクトを取りましょう!みんな、大学のTwitterやインスタのアカウントを持っているはずです。
最後までお付き合いありがとうございました。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。