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【失敗談】トレーニングルームを自作する際の注意点

トレーニングルームを作ってみたわけですが、全てがすんなりいったわけではありません。失敗とまではいかないまでも、もっと気をつけておけばよかったー、ということも含めて気づきがありました。

①天井の高さに気をつけろ

私が借りれている店舗の天井の高さが約230cm。購入したパワーラックの高さが210cmなので、まぁ余裕があるでしょと思っていました。実際に設置をして懸垂をしてみると、思いのほか天井が近くて圧迫感があります。パワーラックの高さはどれも同じくらいなので、家での懸垂はあまり勢いよくやらないようにしましょう。

②マットは滑りやすいこともある

材質にもよると思いますが、今回購入したwild fit社のトレーニングマットは水性ワックスが付着しているので最初は滑りやすくなっています。これは注意書きにも記されているのでわかってはいましたが、その処理を忘れてそのままトレーニングを始めるのは危険なのでやめましょう。

家庭用中性洗剤をぬるま湯で薄めてから雑巾で拭くと、滑りも落ち着きグリップが効いてトレーニングしやすくなります。ちなみにこのマット自体は1枚が約550gと軽量で加工もしやすく、ラックを置いても凹まない強度があるのでオススメです。

③パワーラックの設置は慎重に

一人でパワーラックを組み立てていたら、懸垂用バーの取り付けを忘れてしまったり、金具の方向を逆につけてしまったりして、二度三度と組み直してしまいました。。なんとなくこれでいけるだろうと思って進んでいくと思わぬ落とし穴が待っています。

基本は二人で説明書を読んで、確認をしながら組み立てていくのが安全です。

④ケーブルの付け方に迷う

ラットプルダウンができるようにケーブル付きにしたわけですが、このつけ方が難しいわけです。最初、説明書を読んだだけだとわかりませんでした。

ただ、一回つけ方を覚えてしまえば慣れますし、ケーブルの間にある滑車をみることで物理の原理を知ることができ面白いですよ。

⑤バーベルの長さ

元々、知り合いに160cm幅のバーベルシャフトをもらいましたが、これが短いのはわかっていました。新しく買い換えるにあたり、悩んだのが180cmか200cmか。長さをみていくと180cmだとラックにはギリ置けるものの、ギリギリすぎるのでスクワットやベンチプレスなどで指を挟む可能性大。かといって部屋が狭いので200cmだとプレートの取り付けがやりづらいのではないか。

諸々悩みましたが、やっぱりトレーニングを安心して行いたいので200cmを購入。空間をうまく利用してプレートの取り外しがしやすいように、ラックは部屋に対して斜めにおくことにしました。

⑥二階に運ぶときは階段に要注意

実はここが一番大変だったかもしれません。築40年の狭い一軒家の二階をトレーニングルームにしたわけですが、とにかく階段が狭くて急。パワーラックの支柱が長いので、ぶつけないで通るのに一苦労でした。ほかのトレーニング器具でもそうですが、二階に設置しようと考えている時には階段の幅や曲がり角のスペースの広さを測っておくといいです。

まとめ

そこまで大きな失敗ではないかもしれませんが、そんなにすんなり作ったわけでもありませんでした。そんな時も慌てずに、全体を俯瞰しながら見ていくと間違いに気づきやすいです。

人間の体も構造物と考えれば、空間の中で器具をいかに組み立てるかということはトレーニング指導にも役に立つはずです。

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倉持 江弥 Koya Kuramochi
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