雪の中を走る
久しぶりに富山を走った。
しかも雪の中である。
雪の時は外に出ず、家の中でできることをするのが普通であり、そうすることで文化が成立していったのは学校の教科書で読んだことがある。
だが、雪上を走ってみるのも良い発見があるものだ。
まず、自分の身体の動きが確認できる点だ。
雪の上を走る時には、スリップ防止のためにトレイルランニング用のシューズを使うのだが、それでも滑ることがある。これを少しでも防ぐためには、体重が母指球に乗るように接地し、押すように走ることだと思った(あくまでも経験則)。
これを行うと、キロ平均も大体4:30/kmくらいで走れ、通常の路面と大差はない。
また、動きに焦点を当てるかならなのか、路面の状況が違うからなのか分からないが、走り終わってから筋肉痛がすごい。ただ、筋肉痛になっている部分は、いつもランニングで使う箇所であるため、いつもより良いトレーニングができている証拠なのであろう。
また、いつもとは違う景色で走れるのが非日常感があって好きだ。
空が青くて、緑の多いいつもの景色も好きだが、そこが一面の銀世界になる中で走ると、1人がより強調されて不思議と気持ちが落ち着く。
時が止まったように、まるで瞑想するかのように。
このままいれれば良いのにと思うこともある。
来月末までレースはないし、12月いっぱいはスピード練はあまり入れなくて良いと思っている。
精神衛生上つかれたことが多いので、ジョグして心の充電期間を作ることにする。
富山で走る時はそういう時が多い。