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アラカン女子、Web解析士認定試験を受けてみた。

1.なぜ今、「ウェブ解析士認定試験」を受けたのか?

「アラカン女子。職業訓練校に行く!」から私の備忘録を読んでくださっている方。
「あれ、「アラカン女子実践編」の更新放置して何やってるの? 就活はどうした?」と思われているかもしれないので、まずは前置きを・・。
 
ご報告が遅くなって申し訳ない。
私、アラカン女子、先日無事に半年間の就業(派遣契約)が決まり、来月から念願だったWeb系の仕事にありつける事になった。
 
ただ、そこに至るまでにはご想像通りの「大変厳しい就職活動」があった(これに関してはまた別の話で書く予定)。
このままでは半年後、再び「就職難民の悪夢」を見る羽目になる・・・。
 
ならば、「今のうちに少しでもアドバンテージを高めておかなくては!」と思い、昨年から少しずつ勉強を進めていたこの「ウェブ解析士認定試験」(※1)の受験にガチで取り組む事にしたのだった。
 

2.なぜ、この試験にしたのか?


「アラカン女子~」にも書いたのだけれど、以前からWebマーケティングには興味があった。
これだけ情報があふれているWebの世界において、「人の目に留まるサイト」が強者になる。それは明らかだ。
 
良いWebサイト、Webデザインは優れたWebマーケティング、優れたWebディレクションがあるからこそ日の目を見られるのだ。
その先にある良い商品や良い取り組みも。
 
強者を作り出すトレーナー的な役割。
そんなWebマーケターに魅力を感じていた。
 
ただ、やはりこの業界「未経験」では誰も雇ってはくれない。
 
私は以前少しの間、ダブルワークでWebマーケティングの手伝いをした事があるけれど、そんなタスク作業をしたくらいでは経験とは言わないだろう。
この年齢で目に留めてもらうには、何か証明がなければ・・・。
そう思って手に取ったのが、「ウェブ解析士認定試験のテキスト」だった。
 
なぜこのテキストが手元にあったのか?
実は、私の娘が仕事の関係で入社後にこのテストを受験する事がマストだったらしく、たまたま昔のテキストが娘の本棚にしまわれていたから・・。(←え)
 

3. 職業訓練校での再会

 
そんな出会いの「ウェブ解析士認定試験」だったが、「アラカン女子~」からお付き合いいただいている皆さまはご存じの通り、私は一度「Webマーケティング系の職業訓練校」の受験に落ちている。
 
なので、昨年から粛々と進めていた「Webマーケティングの学習」も、とりあえずここでストップか・・と思っていた。
 
がしかし、Webデザインがメインだと思っていた職業訓練校「アジャストアカデミー」(※2)でも、Webマーケティングの講義は数日に渡ってあり、内容も充実したものだった。
お陰でこの段階でWebマーケティングの概要がつかめたし、再び興味も沸いてきた。
 
そして何より注目すべき点は、そのマーケティングの講師の皆さまが「ウェブ解析士の資格(もちろん「上級以上」だったけど)」をお持ちだったこと。
 
(これはやはり「ウェブ解析士認定試験」を受験したい・・難しそうだけど。)
 
そして決定打は、その講師の方の口から出た言葉。
 
「今年の認定試験はいつもより易しくなってるみたいですよ。
制限時間が長くなったんですよね。テキストの持ち込みも可だし。」
 
(え、そうなの? これは受けるしかないじゃん! 今スグにでも!!)
 
そう思った。
 

4.再び勉強の日々・・


というわけで、就職が決まった翌日からガチ勉が始まった。
それまで何となく勉強していた感じだったので、進行具合は分厚いテキストのせいぜい1/4くらい。
しかも「物覚えが悪いお年頃」なので、昨年に覚えた事はふわっとしか頭に残っていない。
 
とりあえず、2023年度用の問題集を入手するところから初めて、2022年度用の問題集と合わせて片っ端から解いてみる。
 
なるほど。
確かに今年の問題の方が解きやすいかもしれない。
昨年の問題は、「正しいものを選べ」という問題と「間違っているものを選べ」という問題が混在していて紛らわしかったけれど、今年の問題は「正しいもの」に統一されている。
そして、今年の問題集には「計算問題が少ない」。
 
(これはイケるかも・・。)
 
ただ、一つ心配な点があった。
テキストはお高いので(プリント版価格¥8800)昨年のものを使用していたのだが、今年の問題にはかなりの比率でGA4というGoogle アナリティクスの最新バージョンの問題が出題されていた。
今年の7月から本格的にバージョンが切り替わるからだ。
 
昨年のテキストにもちらっと記載はあったけれど、それほど多くはなかった。
GA4の資料は、職業訓練校の講師の方がお勧めしていたものを購入はしていたが、分厚過ぎて読み切れていない。
 
一か八か、これは2023年用の「問題集のみ」で乗り切ることにした。(※3)

5.    果たして結果はいかに?!

 
試験は、自宅のPCで行う形。
24時間いつでも自分のタイミングでスタートできる。
 
こういう受験は初めてだったので、何が良くて何がダメなのかいまひとつ分からない。
途中で水とか飲んでいいのかな?とか、机の上にはPCと電卓しか置いちゃいけないのかな?とか・・。
 
テキストの持ち込み可との事なので、とりあえず机の上を整理して、付箋を沢山張り付けたテキストと電卓を置いて、いざ試験スタート。
 
やはり、2023年度の問題集の通り、2022年度の問題よりは解きやすくなっている。
この調子なら何とか大丈夫か?
 
ところが試験も中盤に差し掛かった頃に、痛恨のミスに気が付いた。
 
受験の申し込をした際に、サイトにこんな注意書きが出ていた。
「2023年度の試験にはGA4を使用した問題が出題されます。試験の申込をした段階で、ウェブ解析士協会のGoogle アナリティクス権限を付与いたします・・」という内容。
 
そういえば、GA4をネットで調べてみた時に、なぜか調べてもいないのに「Web解析士認定試験」の検索ページが開かれていた。
 
勉強中は特に気にもせず(試しに使用できるようになっているんだな・・)くらいにしか考えていなかったのだがこれが落とし穴だった。(←落とすつもりではないんだろうけれど)
 
出題の中に、「実際のGA4で検索して答えなさい」的なものがあったのだ。
 
始め出題の意味が分からず、どこを見たらいいのだろう?と思っていたのだが、つまりは「使用しているPCでGA4のサイトを開き実際に検索して数値を調べて回答しなさい。」という問題だったのだ。
 
初めからこういう出題があると分かっていれば、予めGoogle chromeの別タブにGA4を開いておいて検索を始められたのだが、(どのアカウントで開くんだっけ・・とか、違うアカウントで開いたら試験がアウトにならないかな)とか考えているうちに時間が過ぎていってしまい、とりあえずその問題は山勘で乗り越える事に・・(←乗り越えてない)。
 


 
そして奮闘の末、タイムアウトとなった。
 
Web試験の良いところは、結果が直ぐに出ること。
 
結果待ちのドキドキ感もなく、終了の次画面で結果が表れた。
 
結果は・・・
 
「合格!」
 
山勘案件含め、GA4問題はかなり怪しかったにも関わらず、まさかの合格。
 
いやはや。神様はシニアに優しい・・。(←違うよ)
 
かくして、晴れて私の履歴書の資格欄に「Web解析士」が加わる事となった。
 
7月からの業務でもGoogleアナリティクスを使用したマーケティング業務が少しあるようなので、このスキルを少しでも活かせればと思う。
 
そして、半年後の就活がこれまでより少しはマシになっている事を祈っている。
 
 

 
 


※1 ウェブ解析士認定試験

※2 アジャストアカデミー


※3 「ウェブ解析士認定試験」の公式テキスト、問題集は、その年の物を購入する事をお勧めします。
マーティングデータ同様、Web関連の資料は常に「最新」を準備しましょう。
ちなみに、テキストはプリント版での価格は¥8800ですが、PDF版や、キンドル版は¥4400です。
(私も早く気が付いていれば・・・)


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