麻雀とプロスペクト理論

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最終手番です。

ドラの9sを親リーチに勝負。放銃または
他家にポンされなければ流しマンガンが完成します。

どうしますか?

僕の選択は勝負せずでした・・・

ポンされたら台無しだし・・・
ロンされたら大惨事だし・・・
て、天鳳だし・・・

自分にそう言い訳しながら
つい、消極的な選択をしてしまったことを報告します。

麻雀とプロペクト理論

プレイヤーがこの瞬間の放銃確率や、ポンされる確率を正確に認識しているわけではありません。

A・9sが放銃になってしまう確率
B・9sがポンされてしまう確率
C・9sを打っても何も起こらない確率

人間は「得をした嬉しさ」よりも
「損をした時のガッカリ感」のほうが強く感じるため

Aの確率を大きく見積り
Cの確率を小さく見積もってしまう。

意思決定の際に「損したくない」
という感情により、認知のゆがみが出てしまうこと。

「プロスペクト理論」とは、麻雀で例えていうと

放銃を避けたいと思うあまりに合理的ではない意思決定をしてしまう

ことです。

実際は9sを対面にポンされるため
流しマンガンは成立しなかったかもしれません。

しかしピンズ4筋、ソーズ3筋残りなら
リーチへの放銃確率は、それほど高いわけではなく

C > A+B ならば、マンガンチャレンジ
トライしても良かったのではないかと考え直しました。

感情の無いAIは9sを打ちますね。流石です。

マイナスを避けたいという感情が
認知を歪ませ、合理的ではない判断をしてしまう。

判断する際の思考時間をあまり割けない
麻雀においては「感情優先」よくある話だと思います。

正しい認知、合理的な判断ができるようになるためには、知識の蓄積、失敗経験から学んでいくことが大事ですね。

と、思ったのですが


イマイチ自信がないので
麻雀が強い知り合いに聞いてみることにしました。

意見をくれたのは、しんご君ふとし君です。

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