『Starfield』航天日誌 4日目
【注意!】この記事はネタバレだらけです
航天4日目を終えて
NexusModsでダウンロードランキング上位に入っていた、スターフィールドのオプティミゼーションmodを導入したら、挙動が少しマシになった。相変わらず人物キャラクターの声は遅れるが、惑星の地表を走る際のストレスはだいぶ減った気がする。
宇宙ステーションに駐在している、ウラジーミルと言うムキムキなおじさんの指令で、アーティファクトと、それを追って先に出発していたアンドレアと言う女性メンバーにの元へ向かう。アンドレアさんは、一匹狼タイプのツンツンした、しかしとても繊細な心を持ってそうな女性で、かわいい。でもなんだかギャルゲーの攻略キャラみてぇだなぁって思う。
奇妙な聖堂に赴く。雪深い星は美しい。
指令をクリアして、ロッジに戻り、地下の研究製造スペース黙々と作業していると、サムが現れた。しばらく話をしていると、誘惑のサジェスチョンが出た。早くねーか? 私はいつもヴァスコとを旅をしているので、彼と旅をしたのは、アキラシティをめぐる1連のクエストのみだ。しかし、人として友人として良識的な言葉を選んでいるだけで、サムの好感度は爆上がりしていたらしい。ちょっとちょろすぎないか。彼はハンサムだし、テンガロンハットの下の髪は長めで、コラの世話をする様には頼れる良い父親感が滲み出ている。なんとなくハーレクイン作品に登場するカウボーイのような風情がある。ハーレクイン作品には詳しくないが、あそこで恋愛のお相手として資格を持つのは、もっぱら貴族や金持ちで、少々貧乏でも許されるのは警察官がカウボーイであるという噂は聞いたことがある。
ギャルゲーの次は乙女ゲーか。2300年代の人間は未だに、自分の恋愛のパートナーを、外見や、肩書きや、甲斐性のようなもので選ぶのか。そう思うと虚しい。しかしそれ以外に他者に惹かれる理由とはなんだろう? 誘惑のサジェスチョンを無視し、つつがなく会話を終える。やれやれと思いつつ、運んできたアーティファクトを叩き込む。
不思議な力を得た。Skyrimで授けられたシャウトに近いものだと思う。今のところまだ、活用の仕方がわからない。ふと、私はもうすでに、現実世界を生きる一個の人間として、特別な力を持った人間の英雄譚よりも、限界を突きつけられたまま生きてきた人間の物語を尊びたいと言う心境になっているのかもしれないと思った。それはゲームの変化ではなく、私の変化である。
次のコンステレーション任務は、ストラウド氏とともにネオンと言う都市に行き、アーティファクトを手に入れた密売人のほっぺたを札束でバンバンひっぱたくと言うものだ。ネオンの退廃ぶりはよく耳にするし、他人の財布の金で交渉や恐喝ができるなんてワクワクする。楽しみだ。