水彩画と、醤油を持つ安住紳一郎
水彩画の永山裕子さんが、安住紳一郎さんのラジオで取り上げられた時の話。
水彩画で検索すると、人物としては一番上のサジェストに表示されるほど有名な永山裕子さんですが、実はこのラジオにFAXでお便りを投稿されていたそうです。
FAXに描かれているイラストに、安住さんが「もしかして只者ではないのでは?」と気づき、番組のポストカード特典のイラスト制作を依頼してみると、永山裕子さんだったと判明したのだとか。
銀座の個展は規模もすごいけど、永山裕子さん本人のキャラクターもとても好きになるエピソード。
話題に登った作品はこちらで見れるのですが、確かにこれが風景画の中にあったらどよめきが起きるのもわかる・・・
気づきとしては、作品そのものの「数」に着目したプレミア的な価値ではなく、現代を生きる「人」の空気感や可能性、人柄が作品の価値をあげているという点。
数に着目した価値は芸術家が死して上がると言われているけど、NFT x アートのように、現在進行形の作品に価値を産み出す仕組みは、自然と納得がいくし、何より今活躍されている芸術家という「人」そのものに還元できる。
有名でない、これからの芸術家の作品に価値を付加するのは、その芸術家本人だ、という事例でもあるし、そんな難しい話はさておき、面白くて笑っちゃって、永山裕子さんが好きになりましたという話でした。
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