仕事 デジタルとフィジカル
こんにちは!りんてんです。
『デジタルとフィジカルのハイブリッド』、営業やコミュニケーションの手法について、コロナ禍でよく耳にするようになった言葉。
ここで言うデジタルは、従来のメール等は勿論だが、ZOOMやTEAMSといったオンラインツールを駆使したコミュニケーションの取り方。
一方で、フィジカルは、この場合は対面と訳されることが多いが、直接的に会ってコミュニケーションを取るという形。
効率性などのデジタル、直接会うことで発生し得るメリットがあるフィジカル、そんな感じか。
興味深いのは、このフィジカルの部分は、非常に曖昧で、計測出来ない、言葉にしにくい『何か』への期待を捨てられていないという点だ。これだけデジタルツールが普及して、効率性や合理性が主張される中でも、だ。
デジタル化が益々進む中で、本当に差別化される人材は、人間の持つそのフィジカル面を上手く活用出来た人だろうか。
デジタル的な能力は極めていけばキリが無いし競争もきっと過酷。
でも、どんなに、そのデジタルなテクノロジーが進歩していっても、変わらないのは
人と仕事してる、人と活動している
ということ。
だから、フィジカルに期待される何かを、『人間臭さ』と仮に定義すると、もっともっと自分の感情を積極的に言葉にして行った方が良いのではないか。
デジタルは冷たく平面的であるのに対して、人間が本来持つ愛おしさ、醜さ、粘っこさは生温く、そして立体的なはず。
他人に迷惑を掛けないレベル感でのデジタルへのアジリティーは持つとして、反対に位置しそうな人間臭さ、生臭さをもっともっと出していっても良いと思う。
令和になっても、結局は最後は人と人との付き合いで成り立っている社会だから。