チームスポーツのコーチに求められるのはチームと個人の見方と客観的な評価。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳73】
サッカーコーチに求められることはたくさんある。
試合では分析力が必要になるが、そこにはコーチの認知力が不可欠。これが日本には欠けている。選手に認知を求めるのなら、自身の認知に自信を持つレベルにないと試合分析なんて到底できない。ビデオ確認なんて悠長なことは言ってられないのだから。
現場のコーチはその場その瞬間を的確に切り取り、適切に修正できるように声かけをしなければいけない。コーチは批評家ではないのだから、自宅でビデオ確認して分析しようなんて悠長なことは試合では間に合わないのだから。コーチが「何を見て、何を評価するか」は子どもたちの成長を大きく左右する。
選手の分析、結果的に選手の評価につながるモノには「目に見えるものと目に見えないもの」があり、そこにコーチの認知能力は大きく関わる。どれだけ試合中にチーム全体、ボール周辺、そしてボールに直接関わる選手を同時に3視点から細かく認知できるかは分析力に比例する。現場でしか培えないものだ。
※9月21日配信分
※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。
木之下潤
【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること
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2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う
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