新規事業創出フレームワーク(自学の記録)
多くの書籍や情報サイト、ワークショップなどで語られている内容ですが、自身の覚書として、新規事業創出の流れや活用できるフレームワークをまとめます。
事業構築の4ステップ
1. 事業アイデア(どの領域で何をするかのアイディエーション)
2. 顧客への提供価値の整理(誰にどんな価値を提供するか)
3. ビジネスモデルの検討(どうお金の流れを生み出すか)
4. キャッシュフローモデルの検討(実際にどのくらいとれるか)
それでは、1〜4に対しての進め方や手法の具体例を記載します。
1. 事業アイデア(どの領域で何をするかのアイディエーション)
事業アイデアの強制発想法として、キーワードとキーワードをランダムに掛け合わせてアイディエーションする、クロストライアルで生み出す手法もあります。
生まれたアイデアは、顧客課題の有無・市場規模・自分たちが行うべきかの3点で評価して、選択します。
2. 顧客への提供価値の整理(誰にどんな価値を提供するか)
1で検討したアイデアに対して、セグメンテーション、ペルソナを経て、ターゲットを絞り、ターゲットユーザーに与える提供価値をカスタマージャーニーマップで整理します。
解決策、提供できる価値は、Gain(喜び)を増やす方法、Pain(不安)を解消する方法を検討します。
3. ビジネスモデルの検討(どうお金の流れを生み出すか)
検討した事業アイデア・ユーザー体験に対して、ビジネスモデル(価値提供の仕組み、お金の流れ)を定義します。ビジネスモデルは、Who(誰に)、What(何を)、How(どのように)、Why(なぜ成り立つか)の4軸で検討する必要があります。
ビジネスモデルは、ビジネスモデル図を用いて、検討します。検討する重要なポイントは、提供サービスにより展開パターンが異なること、価値提供の仕組みをどう成立させるか(どこで儲けるか)という視点で検討すること。図解ルールは、3マス×3マスで記載すること。上段には利用者、中段は事業、下段は事業者を記載。矢印で「カネ・モノ・情報」の流れを記載することです。また、事業を成立させるコアの流れに情報を削ぎ落として記載する必要があります。
ビジネスモデル策定のために、儲けの仕組みの公式や利益モデル(マージン型、回転型、顧客ベース型など)を把握しておきましょう。
4. キャッシュフローモデルの検討(実際にどのくらいとれるか)
定めたビジネスモデルを、キャッシュフローモデルに落として、どのくらいの利益を生み出すかを試算します。(図説するのがしんどかったので、基本解説の記事を抜粋に留めさせてください‥)
最後に、新規事業の心構え
失敗前提で諦めないこと。粘り強く取り組むこと。情熱を持つこと。
その他、参考書籍
以上、覚書としての簡単なまとめでしたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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