英語リスニング力と発話能力のタイムラグ
先日、長女次女が一緒に遊んでいる最中に、突然長女が妹に"Give me the key right now" と言いました。
「おもちゃの鍵を頂戴」と指示したのですが、次女は毛布の下にあった鍵を探し出してきて、姉に渡しました。
鍵のおもちゃでその時遊んでいたわけでもなく、たまたま手に持っていたわけでもなく、なんの脈絡もない状況で、言葉の指示だけでちゃんと理解して指示どおりに動いたのです。
私はまだポツポツと一語文しか出てこない次女に対して、そんなにまだ英語は理解できていないと思っていたのですが、正直「え、こんなに理解してるの?」と驚いたので、そのあと、横になっていた私の上に乗ってきたときに、英語で話しかけてみました。
勢いよく乗っかってきたので、試しに"That hurts!" というと、"oh"といって、「イタイイタイ?」と心配そうに聞いてくれました。
あ、やっぱり結構英語分かってる。
私はおうち英語に於いて、話しかけはほぼやっていないに等しいので、上の子の場合は、英語力というと、アウトプットとして出てくる発話でしか測りようがなかった訳です。
彼女が見ている英語動画の内容をどの程度理解しているかについても永遠と分かりようがなかった訳です。
一方、次女の場合は先行してバイリンガルになっている姉からの話しかけがあります。
なので、理解しているかどうか、指示通りに動いているかというリスニング力が垣間見えるわけですね。
それで言うと、姉の場合も、2年目くらいで流暢に話せるようになってきた訳ですが、実は1年前以上も前から、相当聞けていた可能性がありますね。
日本語でも2歳くらいでお話が上手になってきますが、こちらの言う事を理解して指示どおりにちゃんと動けるのは1歳ごろ。
ちなみに、ネイティブの乳幼児のお母さんとの一日の会話量をギュッと濃縮すると90分くらいになるそうです。
次女は1日2時間英語をインプットしているので、やっぱり言っている事が分かるネイティブの1歳前後に相当してくるのかなと思います。