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『空に記す~茨城編~』文化放送 青山二丁目劇場 ラジオドラマ執筆 10月16日(月)放送

空に記すサードシーズン、2作目。
今回は、ゴールデンヒストリーでも取材した藁納豆を取り上げた。
日本の食文化は、いろんな分野で厳しい状況にある。
そのうちのひとつが藁納豆だ。
私は関西人だが、納豆は子供の頃からよく食べていた。
しかし、取材をするまで藁納豆は食べた経験がなかった。

口にして驚く歯ごたえと大豆の香り。
一般的に柔らかいものが美味しいという風潮が嫌いな私には、ドストライクである。
それ以来,納豆は毎日、藁納豆は週一位で食べるようになった。

「藁納豆は食べる工芸品です。
 近い未来、無くなるかもしれない」

取材した時に、製造販売をしている会社の社長の言葉だ。

藁納豆は、近くのスーパーで手に入るかと言えば、難しいかもしれない。価格もパックの数倍になる。
しかし、ネットで調べれば首都圏でも手に入るのだ。
コスパや便利さを重視するあまり、日本の食文化が衰退していっていることに目を向けて欲しい。

そんな思いで、藁納豆ゴールデンヒストリーに続いてラジオドラマでも取り上げた。

さぁ、今夜のラジオの前で旅に出よう。

文化放送 AM1134KHz 『青山二丁目劇場』
10月16日(月) 21時00分~21時30分
脚本  花澤嬉一
出演  矢島寛二 古川登志夫
    北川 純 田中秀幸
    小泉裕之 私市 淳
    磯崎久実 川名真知子
    ナレーター 山下恵理子





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