【初心者向け】航空英語能力証明の実地試験内容を過去問4コマで解説!
以前、投稿した航空英語能力証明の紹介ページが好評でしたので、
今回はその続きとして過去問を見ていこうと思います。
航空英語能力証明の概要等は下のページで確認してみてください↓
第1問. 英語で状況を説明してください。
難易度★★☆☆☆
まず、ぱっと見、どんな状況かイメージしてみましょう。
①では飛行機が離陸直後に鳥が接近してるのがわかります。(この時点で大体バードストライクと予想できます)
②で予想通りバードストライクが発生し、③ではパイロット達がwarningを確認しています。
④で消防車(fire truck)をリクエストして空港に戻った。
簡単にこんな流れを一瞬で連想できればそれを相手に伝えるだけです。
【LEVEL4解答例】
After we take off, we see many birds flying.→①
A bird hits the engine, then we got a warning→②
After we got it, we ask a fire truck.→③
And we return to the airport.→④
各コマ1文とシンプルですが、起承転結がしっかりしていて相手に内容が伝わります。
あんまり回りくどく複雑に説明すると、試験官はうんうんと優しくうなずいてくれて、試験後はたくさん英語を話した後なので自分自身達成感に包まれますが、普通にLEVEL3(不合格)を突き付けてきます。
ポイントは、文章は文法等に気を付けて、正しい発音で伝えること、これだけでLEVEL4はとれるかと思います。
【LEVEL6解答例】
Right after NH301 takeoff, it encountered with a flock of birds.→①
Then, NH301 experienced birdstrike on their right engine, which gave the pilots a warning saying"ENGINE FIRE RIGHT"→②③
Judging from the signal and the situation, they decided to turn back to the airport for an emergency landing, Where a fire truck was standing by.→④
LEVEL6だと、説明の際の単語や接続詞、が多く活用され、a flock of birdsやRIGHT ENGINE FIREなどLEVEL4と比較してより詳細に話していますが、実際のところ、文章だけで言えばLEVEL4と同じくらいといえます。
また、LEVEL6はコールサインを「NH301」としたりと想像力も働いてるのがわかります。
長年、運航に従事しているパイロットはこのような状況もすでに多く想定されているかと思うので、すぐパッと出てくるんだと思います。
いかがだったでしょうか。
今後試験を受ける予定の方やエアラインパイロットを目指してる方は是非参考にしてみてくださいね!
全部に共通して言えますが、特にパイロットは何よりも「準備」が大事ですからね!
事前に準備して構えておくと、急な設問にも慌てることなく対応出来ると思います!
これらの航空英語能力証明の問題の1つ、「4コマ、6コマカード」ですが、
今回紹介した問題も含めて、解答例付きで過去問一式をau PAYマーケットやQoo10、メルカリやpaypayフリマで販売しておりますので興味ある方は御覧なってください。(試験前は特に好評なので購入はお早めにお願いします!)
※近日販売終了予定なのでご購入はお早めにお願いします。
※au PAY マーケットでご購入いただくとPontaポイント、auポイントも貯まってとてもお得です!キャンペーンでお安く購入も!↓↓
こちらでも販売しているので是非☆
次回は少し難易度の高い「6コマ」を解説していこうと思います。