【実地試験を受けてみた！】航空英語能力証明試験後の感想・試験内容公開！
これまで、航空英語能力証明に関していくつか過去問公開に関する記事を書いてきました。
最初はこんな記事需要あるんだろうか？？と思いながら書いてましたが、
多くの方に見ていただいているようでとてもうれしいです☆
また、メルカリ等で販売している航空英語能力証明の過去問集や限定マニュアルについても、購入いただいた多くの方から「とても参考になる」「試験対策にとても使える！！」などの言葉を頂いており、感謝しかございません！本当にありがとうございます！
本参考書は、近日販売終了しますのでお求めの際はお早めにお願いいたします☆
そして今回は、
実際に航空英語能力証明実地試験を受けて、その試験内容に加えて「雰囲気」も伝えられるといいなと思います！
試験内容公開はそれなりに一般的ですが、試験の流れや雰囲気を説明することはある意味盲点な部分であると感じたので、、
無料で公開していますので、ぜひ参考にしてみてください☆
①試験会場：国土交通省第3号館４F 特別会議室
東京メトロ丸の内線・日比谷 線・千代田線霞ヶ関駅下車 A3 出口
東京メトロ有楽町線桜田門駅２出口
最寄りは有楽町線桜田門駅。
駅を降りたら六本木通りを登り初めに左折できるところへ入ると、左側の手前に第3庁舎があります。
国土交通省に着いたら、警備の方にホルダーをもらって中へ入ります。
時間に余裕をもって早く到着した方は入館すぐ右側に休憩スペースがあるので時間をつぶすことが出来ます。
②試験会場レイアウト
会場レイアウトは上記の図のような感じで、入り口に入る前の通路には2席分の椅子があり、名前を呼ばれるまでこの椅子で待機します。
入室後、手前の職員に書類を提出して、問題なさそうであれば、奥にいる試験官のいる場所まで移動します。
試験開始前にボイスレコーダーで試験内容を記録しますといわれます。
③シンプルトーク(加点対象外)
まず、試験官が緊張を和らげるためにたわいもない会話を英語でしてきます。ちなみに試験官は日本人のおじさんでした。
・今日はどこから来ましたか？？
・どうやって来たんですか？？
・飛行機訓練はどこでやっていたんですか？？
・訓練で操縦士してた飛行機はどんな飛行機ですか？？
・ここまでどれくらい時間かかりましたか？？
採点対象外ですが、ある程度の英語力はここで把握される感じです。語彙力、文法、発音等見られているようで、品定めされている感じでした。
④Single Picture Description( 1コマ)
手渡された写真は試験時、上記写真とほぼ同じ「アイシング」を示す写真。
ここで、言うであろうフレーズといえば下記が想定されますね。
・winter operation
・snow removal equipment
・make the aircraft slippery
・breaking action may become poor or nil
・試験官からの質問
Q. What is the different de-ice and anti-ice ??
→この質問に対して、自分の考えとなぜそう考えたのかを英語で説明します。
※上記のSingle Picture description写真は下記過去問集にバッチリ収録されておりますので、ご興味ある方はぜひチェックを！
⑤ATC コミュニケーション
ATCによるやりとりを試験官と模擬して、途中で発生するトラブルに対処するミッションです。
・開始時、フライト内容が確定する「BRIEFING CARD」を試験官から渡される(メモ用紙も同時に渡されるので、メモしてOK!!!)
【BRIEFING CARD】
Air JET 871
B777-300 passenger 350
SHINCHITOSE-NIIGATA(14:00)-NAHA(16:00)
frequency GND118.1 TWR120.0 CTRL120.6
・上記「BRIEFING CARD」をまず初めにすべて読み上げる
・試験官 「maintain FLT280 fly HDG310 CTC Tokyo CTRL 130.8」
→リードバック
・試験官 「roger」
この後、いろんなトラブルが描かれた「インサートカード」という飛行中のトラブル等記載されているカードをスッと渡される！！
今回手渡されたカードは上記写真のように機内のトイレで「喫煙」している客と、扉の向こうから注意する客室乗務員の写真。
・自分 「Tokyo CTRL AirJET 871 FLT280, request change course for nearest Airport due to Cabin smoke」
・試験官 「NIIGATA is available 」
・自分 「AirJET871 roger Request alternated NIIGATA Airport 」
・試験官 「roger NIIGATA Airport via radar vector . fly HDG150 descend and maintain 120」
→リードバック(終了)
・途中で渡されるインサートカードが何を出されるか予想つかないので落ち着いて構えておきましょう！
・ATCのやりとり自体はシンプルに伝えれば問題ないようですので、簡潔にインテンションを伝えればいいようです。
⑥4コマ Description
今回手渡された写真は過去問集にもあった「オーバーラン」に関する4コマでした。
・4コマを各写真ごとに簡潔に説明
試験官からの質問
Q. Why does this aircraft cause excursion ??
回答は写真を見て思ったこと、また理由を説明します。
※上記の4コマは下記過去問集に収録(回答例付き)されておりますので、ご興味ある方はぜひチェックを！
以上で実地試験終了でした。
感想としては、
Single picture Description、4コマは過去問集で十分対策が可能だと思いました。それぞれ内容がパターン化されていて、話のあらすじが無限にあるわけではないので、「アイシング」「エンジントラブル」のような各パートごとに過去問集の解答例を頭に入れておけば、大丈夫です！
今回の試験も「アイシング」「キャビンスモーク」と過去問集の中でも代表的なカードが来たので落ち着いて状況をイメージすることが出来ました。
自分の反省点としては、発音。
こればっかりは公式の教材で繰り返し練習するしかないと思います、、！
今回のページでは、試験内容というよりかは、会場がどんな雰囲気でどんあ感じで進行していくのかにフォーカスしましたので、がっつり試験内容が見たいという方は下記ページあたりを参照にしてみてください☆
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