【第二章①温泉の効果(身体ポカポカ温熱効果)】42℃以上の入浴は要注意!?
第二章では、温泉はどうして効果があるのか??温泉の効果にはどんなものがあるかを説明していきます。
温泉の効果というと温泉の成分で肌つるつるになったり、殺菌作用があったり~と考えるかもしれません。
たしかにそうですが、それ以外にもいろいろな効果を温泉はもっています。(シナジー効果とも言いますね)
本章では代表的な効果を3つ、またそれぞれの効果を感じられた自分の行ったオススメの温泉も紹介しながら見て行きましょう!!
温泉の効果
①温熱効果「第二章①」→身体ポカポカ免疫アップ効果
②浮力効果「第二章②」→ぷかぷかリラックス効果
③転地効果「第二章③」→現実逃避癒し効果
温熱効果「第二章①」→身体ポカポカ免疫アップ効果
上に載せた写真と下の各ポイントを主に用いて説明していきます。
【温熱効果のポイント】
①温かいお湯は血行が促進され新陳代謝が高まる
②人間は体温が1℃下がると免疫力は30%落ちる
③ぬるめのお湯は自律神経「副交感神経」が優位に立ち気持ちが安らぐ
④日本人の適温は「42℃」
⑤熱いお湯は自律神経「交感神経」が優位に立ち目が覚める
⑥42℃以上の入浴は死亡事故も多いので注意が必要
①温かいお湯は血行が促進され新陳代謝が高まる
体が温まると手先や足先に広がる末梢血管が広がり、新陳代謝が高まり、体内の毒素の排泄も促してくれます。
代表的な例としては「半身浴」があります。自宅で気軽にできるので女性を中心に人気のデトックスになってます。
②人間は体温が1℃下がると免疫力は30%落ちる
体温1℃下がっただけで30%も免疫力が落ちるなんてびっくりですよね!
どれだけ身体を温めること大切なのかがわかります。
今の時期は特に免疫力をつけてウィルスに感染しないような身体づくりをしていきたいものです。(自分はぬる湯好きなので自宅の狭い風呂で30分は浸かるようにしています)
③ぬるめのお湯は自律神経「副交感神経」が優位に立ち気持ちが安らぐ
一般的にぬるめの湯は37℃~40℃といわれており、人間の平熱とさほど変わりがなく、「身体を外側だけでなく内側も暖める効果」があるので最も温熱効果の高い湯の温度とされています。
ぬるめの湯に入ると血管が広がるので自律神経のリラックス神経ともいわれる「副交感神経」が働きます。
「副交感神経」が働くと、眠くなったり、毛穴が収縮したり、膀胱が緩むのでトイレに行きたくなったりとリラックスを感じることが多くなります。
※海ホテル(宇佐美温泉)
静岡県伊東市の海沿いビーチ近くにある温泉ホテル。海水浴から戻ってきて身体を洗う方のために日帰り温泉もやっており、ぬる湯に温度調整された気持ちの良い塩化物硫酸塩泉。温度は低いものの、塩成分も含まれているため湯冷めしにくく湯から出た後もポカポカ。屋上に作られたモダンな露天風呂では大迫力のオーシャンビューを展望することが出来るのでとても芯から温まった温泉でした!!
④日本人の適温は「42℃」
個人差もあると思いますが、42℃が日本人が一番好む温度だそうです。
よく家でお風呂のお湯を沸かすとき41~42℃に設定している方も多いんじゃないでしょうか。
温熱効果自体はぬる湯の方がありますが、40~42℃は主に「リラックス効果」があるとされています。
※はさみ温泉 湯次楼(波佐見温泉)
長崎県佐世保市からも近い東彼杵郡にあり温泉施設。ぬるぬるでとろみのある源泉(炭酸水素塩泉)が特徴的で、シャワーからも温泉が出ています。近くのホテルに宿泊した際、朝風呂と夜風呂で数回使用してますが、温度が絶妙で熱くもなくぬるくもないいつまでも入浴していたくなる湯でした!!
⑤熱いお湯は自律神経「交感神経」が優位に立ち目が覚める
中には、激熱の湯が好みという方もいるかと思います。
地元の共同浴場に行くと、激熱の源泉かけ流しの湯に真っ赤になりながら永遠と入り続ける仙人のような方もいます(純粋にすごいと思ってる、)
③の逆で、42℃以上の熱い湯に入ると血管が縮むので自律神経のアクティブ神経ともいわれる「交感神経」が働きます。
交感神経が働くと、毛が逆立ったり、毛穴が開いたり目の瞳孔が開いたりと「目が覚める」効果があります。
※薬師湯(恐山温泉)
青森県むつ市にある「いたこ」や「風は吹いてないのに回る風車」で有名なスピリチュアルスポット「恐山」の館内にある無料で利用できる共同浴場。日によって温度は変わり42℃程度の時もあるらしいが、自分が訪れた時は熱すぎて足のくるぶししか入れず。場合によっては70℃にもなる源泉は酸性泉でもありお肌の弱い方は長湯に注意です。
⑥42℃以上の入浴は死亡事故も多いので注意が必要
高齢の方や持病を持っている方は熱い湯に急にザブンと入ったりしてしまうと、血管や心臓など身体への負担が大きくなり事故を起こす可能性があります。高温の湯に入る際は、ゆっくりぬるい湯で身体をならしたり、適切な入浴方法に沿って楽しむようにして下さい!
まとめ
37~40℃の「ぬる湯」は最も温熱効果があり血行促進にもいい。40~42℃は「リラックス効果」、それ以上の温度は「目が覚める」効果がありますが、事故も多いので注意しましょう。
という感じでしょうか。
いずれにせよ身体を温めることはとても健康に良いことです。
温泉でなくとも自宅のお風呂で温熱効果は実践できるのでぜひ今のこの時期にお風呂に入って「デトックス」と「リラックス」をしてみましょう!!
次回は②浮力効果「第二章②」→ぷかぷかリラックス効果について説明していきます。
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