複雑なシステムⅡ
数字に関することは詳しい方にお任せし・・と思いましたが、過去の記事が今日の内容に更新されたせいか、誰もピックしないですね・・
(気を取り直して)昨日に引き続き今日も「複雑なシステム」についてコメントします。
1.
東京圏輸送管理システム(ATOS)をご存知でしょうか。
★ 首都圏で毎日1,400万人が利用している鉄道の安全で正確な運行管理の裏側とは(日立製作所)
https://social-innovation.hitachi/ja-jp/case_studies/atos/#section1
予測不能に複雑に変化する鉄道輸送をコントロールする技術。世界でも高い評価を受けるシステム・デザイン技術を、日本の企業は保有し、成果として実現してきています。
2.
時刻表通りに電車が来るのが当たり前の日本。その当たり前の状況を作るために、企業の技術者は、自分達の専門知識や技術を駆使し、努力を重ねています。
平和な日常。その当たり前を作るために、政府は見えないところで努力を重ねています。
最近はニュースになりませんが、ヒアリに対する警戒は今も続いています。問題になる前に、政府が対応している訳ですが、こうした政府の努力は、自分から見ようとしないと見えてこないものです。
3.
専門的な内容はニュースとして伝えることが難しい。専門的であるなら、情報を見る側も専門知識を身につけようとしなければ、正しく理解できるものではないと思います。
数文字のニュースのタイトル、数行のニュース本文に、専門的な言葉はどれだけ使われていますか?
少ない言葉でわかりやすく伝えようと、言葉や情報が省略したり順序を変えられ、伝達者によって読み替えられていることで、本来の情報に含まれていた内容とは異なる印象を与えるものとして伝えられている。なぜなら、伝達者は受け取る側が興味を惹くように工夫して伝えようとしているから。
・・ということに、そろそろ気づかないといけませんね。
[2021.04.23投稿]いいね:2
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