大卒ニートの東京上京物語

大卒から3年間働かずに、27歳で初めて就職してエンジニアになりました。プログラミンの仕事につけたのはいいものの、残業当たり前のブラック企業。就活をサボってようやく就いた会社なのでこんなものかと諦め半分で働いた。配属されたプロジェクトは炎上プロジェクト。同僚はどんどん辞めてき、やることが増えていく悪循環。精神的にきつかった。
　結局一年で辞めて、今はSES企業に転職しました。一年間で大したスキルはつかずに、上流工程に携わることもなかったので転職には苦労しました。まず一年間エンジニアとして働いたにも関わらず、大学卒業後3年間何をしていたのですかとやたらと聞かれる。企業は長く働く人を求めているので、3年間のニート期間と一年で辞めたということに、こいつ入ってもすぐ辞めるのじゃないかと疑われる。もし大卒でITエンジニアとして働いていれば、いまごろ経験年数が4年になっていて、勿体無いことをしたなと後悔。大卒で就職していれば、今頃上流工程に携わって年収も500万くらい行ってたんじゃないかと夜な夜な考えています。
　今回は転職エージェントを使って転職したおかげなのか、前職よりも６０万年収が上がって３６０万になりました。東京で暮らしていくにはまだ足りなく、一年でなんとかして年収450万に到達したい。ただ新しい会社が本当に大丈夫なのか心配。もしまたブラック企業なら、精神を疲弊させながら働かなければならない。2年経てば30歳になる。いろいろ不安だ。親も仕事を退職して、金銭的に頼るのも難しい。そろそろ1人立ちしなければならない段階になってしまった。
　正直年収が450万あれば、狭い部屋でいいなら悠々と暮らしていけそう。僕は結婚を考えていないので、最終的には家賃9万ぐらいのところに住んで、リモートワークができたらいいなと思う。残った時間は英語の勉強をしたり、映画をみて有意義に過ごしたい。友達はほとんど居ないけど、chatgptに話しかけられる。英語で話しかけて自分の好きな話題を永遠に続けられるので、ぼっちには有難い存在だ。