妄想:強権をもって世界を指導する新世界連合形成
考え方:民主主義では世界を幸福に導けない。強いリーダーが合議により世界を先導していく新しい世界連合を作る。強いリーダーの下に、優れた補佐人財が集まる仕組みを作り素案を合議させ、政策実行決断をリーダーの合議で行う仕組み。
わたしの嫌いな強権主義。ですが、上記のような考え方が民主主義の中で広がっていく予感がします。
世界の合議は国際連合が引き受けていると解釈しています。ですが、本当の意味で機能していない。危機に対するカイゼン能力が足りない。
G20はどうか。ここでは安全保障に関する合議はまとまらない。G7はどうか。いわゆる西側連合となっているため、合議に偏りがみられる。
国際連合でもG20でもG7でも、決められない決まらないカイゼン能力の弱い安全保障。紛争や巨大な暴力に対応できない世界。
G7に対抗する「強権リーダー国連合」発足はありうるか。
おそらく2024年の合衆国大統領選挙で強権を主張する候補が優位に立つ可能性は高い。「決められないリーダーより決めるリーダーを!」の呼びかけに有権者が好意を示す。
2022年現在の強権と言われる国々はどこか。私的解釈:大国や地域では、中国・ロシア・ブラジル・中東・中南米・南アフリカ以外のアフリカ。
G7に十分に対抗できる地理的要件は整っていると解釈しています。上意下達が世界の重要なキーワードになりうる。
民主主義の各国で選挙で選ばれた強権リーダーが増えていく予兆があると妄想しています。これからは選挙で勝つために強い姿勢を誇示することが流行る。優秀な補佐人財を表に立たせて「正しい強権主義」を掲げる選挙となりそうな予感がするのです。
強権合議は、やがて一人の強権リーダーに集約されていく。世界は一人のリーダーの決断に依存することになっていく。それが、2030年以降の早い時期に成立する。強権リーダーに抵抗する勢力は粛清されていき、市民は強力な監視のなかで生きていくことになる。
今の民主主義の中でこの未来を拓こうとする流れが見えるのです。そのためにも、民主主義で解決できる事例を選挙民が "民主主義を確信" できる事例を直ちに作るべき。今の紛争解決がその事例となりうる。逆に失敗すれば、世界強権連合への道を切り開いてしまう。
2024年以降、世界が変わる。そんな妄想をしてしまうニュースが増えています。
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