中は露・宇 国境を注視する
台への侵攻。中は欧米の出方を探る。露が宇を攻めたとき、欧はどう出るか。米は即座に行動するか。以降、妄想。
露が行ったク併合。露領土として宣言し、世界から経済制裁を被った。だが、領土修正は、そこまでの反攻でとどまっている。
世界は経済でつながっている。中も米も欧も。うかつに武力反攻を行えば自国の経済に悪影響を及ぼす。決定的な対立は避ける。
だとすれば、中が台へ侵攻するも、世界は決定的な対立を避けるだろう。ク併合で行われたように中への帰属意識を若干高めたうえで、一気に領土修正にもっていく。その余波は南西諸島の島嶼地域に及ぶ。
米は国内問題先決で動けない。油ひとつとっても現実的な解を市場に投入できない。況や地域紛争など、自国に飛び火しかねない案件は単撤退同様、手を付けず手を引く。自国の各所で燃え上がる治安案件の火消しに追われ、世界が期待できるほどの実働は引き出せない。
中と露の合同軍事行動。これは、米が欧・豪と組んで中・露を抑え込む動きをけん制するだけのことではない。あくまで実働を前提にした動きである。
米の防衛関連組織の焦りは、今までにないレベルに達する。国内治安維持に加え世界の米権益維持にも力を割かなければならない。
米大統領は、その要求をどのように飲み込み実働へ活かすのか。水も油も飲み込めるほどの気力と体力はあるのか。中はそこを見極めている。
(米現政権は、中間選挙で劣勢に立ち、内部分裂が深まる。その段階で米国民の視線を国外に向けるように防衛関係が動き出す。中間選挙を境に世界はきな臭くなっていく:妄想)
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