妄想:もう、後戻りはできない

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一度振り上げたこぶしは落とさざるを得ない。どう、落とすか。

核心に向かって思いっきり振り下ろすか、脅しを兼ねてややずれたところに落とすか。痛みをこらえながら怒りの心情を表すために自身に振り下ろすか。

プーチンさんは「自由を選んだロシアに対して西側は何をしたのか」を反芻している。「食い物にしたんじゃないか」とほぼ確信している。

その怒りは「帝国ロシア」へと傾斜していき「ロシアの最大影響範囲」の奪取に余念が無くなる。そこに国境はない。「西側が引いた領域など無い」に等しい。

だが、そのやり方は疲弊しつつある。どの時代の戦争においても「疲弊した国が負ける」のである。それをもっとも認知しているのがプーチンさんだ。

負けられないが前にも進めない。その状況を助けるのがドナルド・トランプさんとなるのだろう。「とにかく、休め」とプーチンさんに勧める。次期国務長官候補も「何年か後には再び戦になる」と明言している。次期米国政府の共通認識だ。

ウクライナ支援を続けウクライナの損失を最小限に抑えつつ「ロシアの疲弊」ジワリ待つ戦法西側に勝利を運ぶ。だが、それを容認しない超大国の次期政府ということだ。

欧州は常にロシアの脅威にさらされる。それが今回の「ウクライナ・ロシア戦争停戦」の姿だ。それは、もう、誰にも止められない

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すいません・・・なんども似たようなことを妄想してしまいます・・・書かなきゃいいのに・・・今年は「似たようなことは書かない」と心に決めたのに・・・すいません・・・


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