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【漢字楽習室へのご招待13】 漢字楽習法⑵ 歌う!

漢字大好きな日本語教師、
漢字教育士の
よりこ先生です。

漢字楽習法⑵

目から鱗の漢字楽習法の2つめは、
「歌う!」です。


子どもの時、
アルファベットを覚えるのに、
歌って覚えましたよね。

歌で覚えると、忘れにくいし、
忘れてしまっても、
歌いながら思い出すことができます。

動画  『おしえて漢字くん!』


今回は、「漢字教育士」のウェブサイトを見てみましょう。
『おしえて漢字くん!』の説明がありますので、
引用します。

立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所(以下、白川研)は、『おしえて 漢字くん!』の動画を制作しました。白川研は、東洋の文字文化を中心に顕著な実績を挙げた故・白川静名誉教授(以下白川静博士)の研究成果をもとに、広く社会一般を対象に教育・普及活動を行うとともに、東洋文字文化研究の振興と高度化をはかっています。

『おしえて漢字くん!』

 『おしえて 漢字くん!』は、小学校1年生で学習する漢字80字を取り上げ、楽しく歌って漢字の成り立ちに興味をもってもらうことを目的にした動画です。白川研認定の「漢字教育士」の有志が、作詞・作曲・編曲を手がけました。また、この歌詞だけでは成り立ちを伝えにくいと思われた漢字33字には別途「解説」文を用意しました。

 漢字には字源(成り立ち)と系統(つながり)があり、いろいろな漢字が密接に結びついています。そのため、漢字を学ぶ際にも、読む・書くにとどまらず、その原理を理解することが大切です。立命館小学校等附属校でも字源学習を取り入れ、児童、生徒らは興味深く漢字を学んでいます。

 『おしえて 漢字くん!』は、漢字の字源(成り立ち)と系統(つながり)を楽しく学べるよう、ブロックのように順番をバラバラにして、五十音順や学習順など用途に合わせて可変的に利用することもできます。

 白川研は白川静博士の研究成果を基礎として、これからも東洋文字文化の普及と深化を図ってまいります。

■利用に際しての注意事項
 『おしえて 漢字くん!』の歌詞・楽曲および解説は、学校法人立命館が著作権を有しています。漢字教育(有償・無償を問わず)に使用される場合、個人・団体ともに無償とします。ただし、商用利用の場合は別途著作権使用料をいただく場合があります。

『おしえて漢字くん!』動画の使い方


先日の漢字教育士研修会で、
実際の授業での使い方の例を学んできました。

動画には、古代文字も一緒に出てきます。

古代文字は、漢字が作られた昔に使われていた字形です。


動画を観ながら歌う

・歌いながら文字を書く
「字かきうた」
歌いながら一筆ずつ書けるように、
歌詞を工夫してあるそうです。

・歌いながら体を動かす
体で文字を作ります。

「人」という漢字なら、
古代文字は「人が左を向いて手をだらんと下げている形」です。

「大」なら、
「手と足を広げて立つ姿」です。

「漢字なりたち」なぞなぞ
途中で動画を止めて、
なんという漢字か当てます。

たとえば、
崖の下に箱のようなものがある様子
→「石」です

「漢字カルタ」
カードに漢字を書いて、
歌だけを流して、
カルタ取りをします。

慣れてきたら、
漢字の熟語でやることもできますね。



『おしえて漢字くん!』動画
ぜひ一度観てみてください。
詳しい解説文も参照してください。

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