Xデザイン学校大阪分校2019べーシックコース #05 ペルソナ/シナリオ法

Xデザイン学校第5回目のレポートです。

今回の授業では、前回インタビューした内容をもとに上位下位関係分析を行い、サービスを利用する架空のペルソナを作成しました。といっても、私たちのチームはインタビューからやり直すことになり、ペルソナまでたどり着けませんでした。。。

上位下位関係分析を通して分かったのは、インタビューの精度が低かったということ。ユーザーの行動や事象をカードに書き出したのですが、カードの絶対数が少なく、具体性も乏しい状況でした。

前回ビジネスへの展開やサービスシーンが曖昧なままインタビューに入ったので、内容がふわっとしてしまい、焦点を絞って具体的に聞き出せていなかったのが敗因かなと思います。

インタビューでは、ユーザーの行動や理由を聞き出すのに、なぜなぜを5回繰り返すと良いそうです。最近周りの知人にも今回の課題について少し聞いているのですが、普段、相手の言葉から状況や気持ちを推し量ってコミュニケーションしているので、なかなか、なぜ?が出てきません。
こんなところにも、日本人の高コンテキスト文化が影響しているのかなと思いました。

またユーザーの事象から、その行為目標、さらに上位の本質的なニーズへのまとめ方にも、ちょっと思い違いがあったかもしれません。
カードをまとめる時に、単純に要約してラダーアップしてしまいましたが、
本来ユーザーのニーズは特定の状況とセットで現れるので、状況を省略しすぎると、ただ抽象的で当たり前なニーズしか出てきません。そもそも集めた事象の粒度が浅いという問題もありました。
背景のコンテキストが詳細につかめないと、そこに隠れたインサイトも得られないということが分かりました。

こうして文章にするには、ある程度の思考が必要ですが、チームで話を進めている時と、分析や振り返りをする時では、使っている脳みそが違うような気がします。気付いたら、片方がおろそかになっているという事が多々あり。その辺りもスマートに切り替えて考えられると良いなと感じました。(単に自分が頭悪いだけという気もしますが。。。)

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