ねこむらからサエさんへ 2024/8/31 彩風咲奈退団公演
ご無沙汰になってしまいました。間が空いてしまい申し訳ないです。
色々と周りががやがやしておりまして、でもそれも落ち着きつつあります。8月は特に、自宅がある関東と、実家がある関西を往復しておりました。
概ね計画通りには行けたかな?と思うのですが、今月は夏休みもありたくさん有給も使ったので、いつもの半分ぐらいしか働いていないのでは…という状況でした。(これもいい思い出かしら?)
宝塚大劇場の初日→退団の諸々を経て(退団関係は色々と書きたいが書けないことが多いですが)、本日はもう東京公演の初日!雪組「ベルサイユのばらーフェルゼン編ー」の感想です。
かなりの部分が咲ちゃん退団公演!という編集がされている退団フェルゼン編でした。退団ナイズされているのもあって、なるほどなあと感心するところも多いです。
やはり初日は「??????」というところが多かったんですが、2日目以降は解像度が上がりまして、楽しみ方も分かってきて断然面白くなりました。
ベルばらって色んな意味で面白い…。あれですね、みんな共通で知っている「型」を愛でるって感じ。今宵一夜のシーンが始まる時の、くるぞくるぞという緊張感が半端ないです。で、何回か見た後でも、今宵一夜はいつもとてもドキドキします。
今回特別なピンクの夢幻のシーンが終わったあとは、「完」という字が頭に浮かびますし、追加されただろう2幕の革命シーンは、令和のベルばらっぽさがあるけれど少し浮いてますし(踊りにくそうな衣装ですよ)。色々と突っ込みつつ楽しく、時に涙を流しながら観劇しています。
そしてフェルゼン。みんなに嫌われているキャラですね。本当に可哀想です。最初も仮面舞踏会なのに仮面持ってこないし(しきたりを調べないゆるさ)。ゆけゆけフェルゼンなんて、誰も応援してくれてないから、自分で歌っているし。(でも格好良くてすきです)
周りに反対されても愛を貫くっていう美しさねぇ、とは思うのですが、まあオスカルやメルシー伯に正論を突きつけられてキレちゃうフェルゼンはなんだかなあ。咲ちゃん(が演じている)だから許しちゃうところはあります。
もうネタバレしてしまいますが、今回の演出で特に印象的なのは、1幕最後に王妃様のところに駆けつけようとするフェルゼンが客席を走ってはけて行くシーンです。残念ながら未だ2階の民である私は全容をほぼ見られなかったのですが、とにかく初日のどよめきがすごかったです。
コロナ禍にまるまるぶつかったトップさんとして、最後にこうやって客席降りというサービスがある(たぶん本人に対してのサービスでもあるかな)のは、最後の最後で良かった。
咲ちゃんも楽しんでいると思われます→このシーンの直前の銀橋に向かう時のフェルゼンの笑顔が良いです!
そして、咲ちゃんフェルゼン編オリジナルの「セラヴィ・アデュー」という曲。劇中ではフェルゼンからオスカルへの惜別の歌として使われていたけれど、フィナーレのショーでは咲ちゃんへの歌として歌われていて、これも良き。泣かせにきますね。
フィナーレの咲ちゃんは出ずっぱりです。途中で汗拭きとお水?を持ってサポートするエンリコ君の満面の笑顔(咲ちゃんが後ろを向いていて、エンリコ君は客席側を向いている)がとても可愛いかった。
ということで、宝塚大劇場公演の時は、今後宝塚大劇場に行くことももうあまりないということで、宝塚ホテルに何泊かしてきたりしました。
そして、やりたいことは全てやってきたつもりです。思い出として写真をいくつか残します。宝塚大劇場悔い無しチェックです。
◆場所編
◆食べ物編
食べてばっかりですね(笑。
退団公演だけれど全然実感がわかなくて、悲しむことよりむしろちゃんと予定をこなしていけるんだろうか…?という不安が大きいです。
自分が体調崩してしまったりというリスクもありますしね。
サエさん始め、ご贔屓様のお見送りをしたファンの方々、改めて色んな大変さを乗り越えていたんだなと思いました。
とにかく最後まで乗り切りたいです。そして、悲しむのはずっと先なのかもしれません。