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あの日から一年が経とうとしている


初めて、思考と心が同時にショートした。
あの日の記事。
読み返しても、意味が分からない。
まるで知らない言語を見ているかの様に。
イヤフォンもないのに、駅のホームで、動画ニュースを再生した。

同姓同名の人がいるのかな…。
何度か聞くと、これ… 春馬くん?って。

「違うよ。だって、ドラマ。ドラマやるもん…」
数日前に、カネ恋の記事を読んだ。
「去年に続き、春馬くんのドラマ観れる!嬉しいな。でも、これ、春馬くん?髪型違うからかな。それにしても、ラブコメなのに、画が地味だな(縁側の写真)」
生前の春馬くんへの最後に思った事になってしまった…

一年経っても、まだあの時と同じ痛みを抱えた自分が居るなんて、想像もしてなかった。
いや、あの時は、先の事なんて考えられもしなかった。
当時よく耳にした【時間薬】。
その言葉に何度も縋った。
日に日に、暗闇が暗さを増し、どん底だと思っていた底辺は底なしだった。

今でも、前触れもなく、胸がギュッと締め付けられ、哀しみと苦しみが押し寄せ、涙が溢れる時がある。
その後に、何とも言えない、喪失感と無気力感に襲われる。
この一年で、春馬くんの事を沢山知れた。
そして、益々、彼の魅力に魅了されている。

貴方に逢えた事、本当に感謝してます。

一つ確かなことは、彼は今苦しみから解き放たれ、もう二度と苦しむ事はないという事。

彼の『生きたかった命』

少しでも報われる様に、私の出来る事…
彼を想い続けること。作品を愛でること、応援すること。
これからもずっと、彼の事を語り続けたい。

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