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杉田水脈・擁護論5) :ガチの当事者氏による評論

杉田水脈議員発言の炎上騒動:ガチの当事者氏による評論

私はこの新潮45の杉田議員の記事を読みましたが、この記事のどこに問題があるのかさっぱりわかりません。むしろ杉田議員の発言は、「よくいってくれた」と膝を打ちたくなるものが多かったです。

一部抜粋:
杉田議員の記事で一番議論を生んだのは、次の文章でしょう。

『例えば、子育て支援や子供のできないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女たちは子供を作らない。つまり生産性がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。』

ゲイリブや彼らを擁護するサヨクたちは、この杉田議員の「生産性がない」という発言だけを切り取って、杉田議員が「LGBTは生産性がない、だから社会に不必要な人間だ」と決めつけていると非難しているのですが、

前後の文脈からみれば、杉田議員は同性カップルは生殖の面では生産性がないといっているだけで、LGBTの存在そのものまで否定していないことは明らかです。
(中略)
…一般当事者は、杉田議員の言葉を極めて冷静に受け止めました。

活動家ではないフツーのホモから見て、同性カップルが異性カップルと異なり子供が作れないことは自明の事実であって、それを杉田議員に指摘されたからといって、自尊心が傷つくようなことはありません。

一般当事者は、活動家たちとは異なり、ちゃんとした正業に就いて自立している人間が多く、子供は作らなくとも働いて金を稼ぎ、税金を払うことで社会に貢献しているし、

プライベートな面でもきょうだいを助けて、甥っ子や姪っ子の面倒をみたりして、間接的に子育てに関与している人間も多いです。

むしろ一般当事者は、活動家たちがLGBTが生きづらさを抱えていて不幸であると喧伝することに反発を覚えています。

一部抜粋──
杉田議員は、また次のように述べています。

『そもそも日本には、同性愛の人たちに対して、「非国民だ!」という風潮はありません。一方で、キリスト教社会やイスラム教社会では、同性愛が禁止されてきたので、白い目で見られてきました。時には迫害され、命に関わることもありました。それに比べて、日本の社会では歴史を紐解いても、そのような迫害の歴史はありませんでした。むしろ寛容な社会だったことが窺えます。

 どうしても日本のマスメディアは、欧米からこうしているから日本もこうすべきだと、という論調が目立つのですが、欧米と日本とはそもそも社会構造が違うのです。』

これも私がこれまで口を酸っぱくしていってることですが、同性愛者差別が激しい欧米のゲイリブ運動を差別の少ない日本で真似しても日本の風土に根付く筈がないのです。

LGBTという言葉自体、欧米のゲイリブ運動からの直輸入で、当事者でさえ、その意味を理解している人間は少ないのです。

全文はこちらで!
 ↓

杉田水脈・擁護論1):「生産性」の概念
杉田水脈・擁護論2):LGBとT
杉田水脈・擁護論3):"男女平等は妄想だ"発言
杉田水脈・擁護論4):彼女の見解を敷衍する
杉田水脈・擁護論6):バッシングの嵐
杉田水脈・擁護論7):バッシングされる理由
杉田水脈・擁護論8):NHK番組批判
共愉──クイアの難問を解く生き方

つづく

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