踏切の解体
欲しかったものは、今全部手に入れた。
その分、失いたくないもの手元に残して置きたいものは全部失った
得たものは大きかった。
でも意外にも失ったものは小さかったし少なかった。本当にありえないぐらい小さくて、当たり前になってたとかいうよりは、当たり前そのもので。
気づけば単純だった
手に入れるのが難しいものほど、それなりに努力すりゃ手に入れられるものだと知った。逆にあの時手放した今見てみりゃ小さいそれは、努力してもどうあがいたとて手に入らないんだと
後悔はしてない。今更大きなそれを渇望してたあの頃には絶対に戻りたくない。けど、今の俺にはもう捨てられるものがない。その大きなものを失ったらもうその努力には足を伸ばせない。
これを書き残してる時点でってところはあるけどさ、
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