きっと、だから、それでも
夢は覚めるから美しい
本当に笑えるぐらいありきたりな言葉。
嫌と言うほど、自分に言い聞かしてきてた言葉。
だから、どんなに理想が遠くても、どんなに失敗しても、それがいいんだと言い聞かせられた。やっと思い通りに行った結果や事実があっという間に消えても、だから、だから、そうだって言い聞かせた。
圧倒的に自分でも誇れるぐらいに僕は自己への催眠が得意なんだ。
得意っていうか多分訳わかんない事言うけど
なんとか自己作って、キャラ通りに生きて、これを俺に望んでるんでしょっていう自分と本来の素の自分。
素の自分が作り上げた自分に催眠をかける。
けど自分が思っているより作り上げた自分がいつしか素に近づいてて、結果的にすんなりその催眠に嵌まれるんだと思う、なんだろう言語化難しいな
小さい頃憧れたアニメのキャラクターは寒いのが苦手だった。それに憧れて、寒いのが苦手だって言ううちに本当に寒さへの耐性がなくなった。
自分は友達が一人もいないんだって、ずっと言い聞かせるうちに、知人を表す言葉から友達や友人という言葉が消えた。
周りが好きな趣味を自分も好きなんだ。って言ううちに本当に好きになった気がしれた。
ある意味鬱っぽさもあるななんか
本当の自分がいつしか理想の自分に成り代わってたのかもしれない
本題に戻りたい。
内心はそんなことないってわかってた。
どんな夢みたいな現実はまだまだ続いてくれるなら、そりゃそうあってほしい
けどずっと言い聞かせて、美学のように心に打ち止めた。
そうすればマイナスのことなんてなくせると思って
夢が覚めた先の現実。いや今が夢なのか。こっから覚めるのか。
だったらもう少し、時間が欲しいなあ。
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