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【酒飲編Vol.59】タリスカー ディスティラーズエディション 2002-2013
Spec
タリスカー ディスティラーズエディション 2002-2013
アモロソシェリーカスクフィニッシュ
45.8%
評価
美味しさ:7/10
お気に入り度:7.5/10
総評:7.5/10
ノート
◯香り
干し葡萄と溶剤。併せてフルーツゼリーのような印象。スワリングで次第にタバコのようなスモークが出て来る。
◯味
ウィスキーボンボンのよう。チョコレート風な甘味が次第にモルトや葡萄の皮のような渋みに覆われる。終盤に向けてスッと苦味を残して引いていく。(コレに関してはあまり悪いイメージは無いが、水っぽいとも言う。つまりディアジオチューン。)
◯ボディ
ミディアムややライト寄り。色とスペックの割に軽快。
◯フィニッシュ
中程度。余韻に来る頃には葡萄ではなくオレンジっぽくなったフルーティーさと、タバコ風なピートが最後まで残る。ピート部分はやや長め。
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コメント
比較的最近購入。
スペック的にも気になってたあのボトルの、折角なのでやや評判の良い年のものを調達。シェリー系のマイブームは依然継続中。
ディアジオ系列のディスティラーズエディションはコレが3本目(他にダルウィニー・ラガヴーリン所有歴有り。ダルウィニーの方は昔のnote参照)だが、例に漏れずコレもなかなかの佳酒だと思う。
タリスカー自体は時折店で飲む程度でそこまで追ってはいないのだが、その数少ないイメージ通りのスピリッツに、イメージ通りのシェリーカスクフィニッシュと言った感じ。綺麗に葡萄の要素が載っており、フィニッシュによるボディの加算も良い塩梅に効いている。いつもの、アイラモルトを彷彿とさせるちょっとやんちゃな感じとは一足違う、ディアジオみの感じるジェントルな1本となっている。
・・・まぁ実の所言うと、ラガのDEみたいにもっと強烈で変態なやつ来るかと期待していました。笑
思ってたよりもディアジオしてた。良くも悪くも上品。そして、高頻度でちょぼちょぼ飲むにはこれ以上無いぐらいの適度な飲みごたえ。日常のちょっとした贅沢要因として活躍中である。