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【酒飲編Vol.36】グレンドロナック 18年 アラダイス

Spec

グレンドロナック 18年 アラダイス
46.0%

評価

美味しさ:7/10
お気に入り度:7/10
総評:7/10

ノート

◯香り
シェリーモルト平均値ど真ん中な香り。干し葡萄やプルーンな香りと適度なウッディさ。口に入れてからはミントも感じる
◯味
甘辛いモルト。葡萄感と麦感がバランス良く混在。古臭さはほぼ無く、意外と若い刺激がある。
◯ボディ
フル。だが香味の方向性が1方向にまとまっているので意外とスリムにも感じる。
◯フィニッシュ
中程度。樽由来なバターを感じつつミント風味に移行。

コメント

かなり昔に半分妻向け・半分自分の知見の為に購入。今日までケチケチ消費し続けて写真の残量(約1/4程度)でご存命。
購入当時の「18年」はドロナック操業停止時と被っていたため、原酒的に18年以上の物が使われており年数詐欺と言われていた(笑) その為巷では最もコスパの良いシェリーモルトと言われていたり。
それが今では30kですよ。。当時はまだ15kぐらいで買えたんだけどなぁ・・・苦笑
 
開栓当時よりはだいぶエグみが減ったと思う。その上での現状は「テンプレートな濃厚シェリーモルト平均値ど真ん中」。
美味いしバランス良いし実によく出来ているけど、ちょーっと物足りない。何か突き抜け感が欲しい。そんな風に思わせる1本。ただ、度数に対する濃さは我が家でも完全にトップ。ディアジオ系列のオフィシャルボトルで時折感じるような水っぽさは皆無。濃いシェリー系のお手本として他のものと飲み比べる事でこそ有り難みを感じるボトルでもあると思う。
 
今シーズンの個人的シェリーモルトフィーバーに乗じて久しぶりに飲んで、改めてコイツのポジションを把握出来たのも、妻用ボトルとしてケチケチ飲んでた事の恩恵。当時も今も飲んだ時の印象はちょっと好みからは外れているものの、色々感慨深い1本となっている。

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