【酒飲編Vol.14】ケイデンヘッド セブンスターズ 30年
Spec
ケイデンヘッド セブンスターズ 30年
ブレンデッドスコッチ
48.2%
評価
美味しさ:8/10
お気に入り度:7/10
総評:7.5/10
ノート
◯香り
ベリー、ワイン、蜂蜜、チョコ。うっすらオーク。スワリングで干し葡萄が出て来る。
◯味
柔らかいモルトの甘みとスパイシーな部分が同時に来る。中盤以降は蜂蜜系の焼き菓子に草っぽさが続き、一瞬ピートと苦味を感じて余韻へと繋がるが、かなりあっさり、さっぱりしている。
◯ボディ
ミディアム。ややシャバいが気にする程の物でもない。
◯フィニッシュ
短め〜中程度。蜂蜜とぶどうが残り続ける。飲み進めるとオールド感も出てくる。
コメント
30年というスペックに惹かれて購入。直近にアードモア30年という大当たりを引いたばかりだったので30という数字に敏感だったのかもしれない。
絶妙なチューン。30年の風格も片鱗ぐらいは感じるし、1.5万円という価格相応の味わいとも言える。具体的には一部香りと甘みの要素香味の良さは30年要素。グレーン由来と思われる味のボンヤリ具合や、香味のパワー総量は価格相応要素。悪く言えば中途半端だが、良く言えば飲むタイミングを選ばない、順当に美味いし雰囲気も感じる優秀な家飲みボトルと言えると思う。選手兼コーチのベテランスポーツ選手のようなボトル。
ちなみに味わいはややシェリー系寄り。冬だし手持ちのシェリー系ボトル色々試したくなって久々に飲んでみたが、やっぱりこのぐらい淡い樽感の方が好きだなぁと思うのである・・・