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【酒飲編Vol.41】駒ヶ岳 2022 リミテッドエディション
Spec
駒ヶ岳 2022 リミテッドエディション
「バーボンバレル原酒を主体に、シェリーカスク原酒とポートカスク原酒でアクセント付け」
50.0%
評価
美味しさ:8/10
お気に入り度:9/10
総評:8.5/10
ノート
◯香り
バナナ・ビワ等の黄色系フルーツの香りメインに甘い木の香り。バーボンカスクのみでは出そうにない重心の重さがある。公式のブレンド配分そのままのイメージ。
◯味
香りに反して実にモルトを感じる。焼き菓子のような味わい。甘み・苦味・旨み・塩味辺りが非常にバランス良く感じられる。美味い酒というよりかは美味い料理のような感覚。
◯ボディ
ミディアムど真ん中。重過ぎず軽過ぎず。
◯フィニッシュ
中程度僅かに短め。砂糖を焦がしたようなスモークがほんのり居座り、最後に再びバナナ・ビワの余韻が残る。
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コメント
お気に入りのボトル。
旅行先で今までの人生で最も美味いモルト(マッカラン)を飲んだ日は、それだけではなくこの駒ヶ岳の長野県限定ワインカスクもいただいたのだが、それも強烈に美味い1杯であった為旅行から帰って来てすぐに調達したという背景がある。
リリースこそ少ないものの、ジャパニーズで最も堅実に良いウィスキーを作っているのが信州蒸留所だと思っているが、最終的にそう思わせるに至ったのはこのボトルの存在だと思う。
味の方だが、ほぼ文句無しに美味い。自分で書いてても驚くぐらいテイスティングノートが充実している(笑)
ブレンドの妙あり、国産らしさあり、蒸留所の個性(モルト主体でコクがある割にはサッパリしている辺り)も感じられる実に良いリリース。深みや余韻の迫力はやや欠けるものの、コレに近いクオリティのリリースが年1で1万位内で手に入るのは素晴らしい。
かなりのお気に入りボトルである為、なんとなく勿体無い気がして非常にちまちま飲んでいる。が、その際にはその時々で最も入手しやすい駒ヶ岳を調達して常備するようなボトルになるであろう。。