【酒飲編Vol.49】キルホーマン 100%アイラ 7年 2012 Y‘s Cask
Spec
キルホーマン 100%アイラ 7年 2012 Y‘s Cask
マデイラカスク
カスクNo.117/2012
58%
評価
美味しさ:8.5/10
お気に入り度:8.5/10
総評:8.5/10
ノート
◯香り
炭・灰を思わせるスモーク。後ろでわずかに葡萄を感じるが、今やほぼスモーク。口に含むと派手に葡萄やら穀物やらペンキやらBBQやら色んな要素を感じ取れるように。
◯味
甘く、かつスパイシーなモルト。カカオからの魚介系の旨味。旨味と心地よいビターさが長く続く。
◯ボディ
フル。
◯フィニッシュ
中程度〜長め。BBQソースとややハイトーンなアイラピート。最後に薬が残る。
コメント
連日の100アイラ。こちらはいつかの結婚記念日用に買った1本。というのは2割ぐらい建前で、店頭に置いてあったのを偶然見つけ衝動買い。
当時はマデイラカスクなんて全く触れた事無いスペックだったが、コレが凄まじく美味い。
買った当初は粗さも見られたが、すっかり落ち着いた。それ故か、注いだ直後のノージングはほぼスモークだけになってしまっているが、飲めば葡萄系カスクの影響を味・香りと共に感じさせてくれる。それでいてスモークがちゃんと鎮座し、“らしさ”を感じるモルティさからアイラモルトの魅力まで存分に感じることができる、素晴らしい1本となっている。
テイスティングノート書くにあたって久々に飲んだが、こいつは飲む度に良くなっている。キルホーマンを追うキッカケになったのも、一般的によく話題になるのもバーボン系のイメージがあるが、実はこういう葡萄系の方が良好なマッチングを見せるのでは・・・?と思ったりして来ている。・・・STRは除く()