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ポジティブな言葉を意図的に

ほんとに胸糞の悪いニュースが流れた。
故人のご冥福をお祈りいたしいます。
当事者ではないのでそのことそのものに関してはメディアが報じているものしか知りえません。
ただ、ひとつの事件として個人として思うことと、SNSとの個人的な付き合い方について書くものになります。
多分ですがあなたが変わらないとこの世界はよくなりません。
多分ですがこのこともすぐに世間といわれる大多数の記憶からは消えなくてもきっかけがなければ語られることもないでしょう。
多分ですがまた人が死ぬでしょう。

そんな世界を前にして行動できる人がどう行動すべきなのか。

今回の件で思うことはいっぱいあります。
というか思っていたことはいっぱいあったのに、まだまだもっと何回も書かなきゃとなった。

①前提としてSNSで変わったと思うこと

世界の言葉をもし
ポジティブなもの
ネガティブなもの
のふたつにわけたとするならば。
その総量はどちらが多いだろうか。
感情ではなく言葉をだ。
実際は知らないけど半々ぐらいなのではないかとも思う。
そこにSNSが現れたことで起きたことが2つあると思う。
ネガティブなワードが増えたこと
ネガティブなワードがより届き/見えるようになったこと
だと思っている。

ネガティブな感情とは本来は内に秘めるものだ。
誰に向けるでもなく、直接的でない行動や活動によってもしくはそれを打ち消す幸福によって解消されるべきなんだと思う。なのにそれらが直接表現されるようになった。
(この現象をネガワード増とでも言おう)

そしてそれらがより直接的な表現であたかも誰にも向けられていない形で誰かの目につく場所に置かれるようになった。
井戸端会議程度での噂話のはずがあたかも世界の感情かのように見えてしまうほどにだ。
誰かとつながれる世界では誰かに届いてしまうのだ。
そしてそれを知っているのに皆書いてしまう。
というか知っていて書くのだ。
(ネガ見え可とでもいうか。)

それらは多分もう変えられない世界になった。
広い世界で広く影響力を持とうとするには人間の体力や心の強さはまだ成熟していない。だなんておもう。
そしてルールも成熟していない。

②ポジティブな感情のインスタント化

イイねというボタンが嫌いだ。
多分だけどSNSを悪くしているのは
イイねだけというインスタントな賛同ボタンだ。
上で書いたようにネガティブな感情がコストをかけ具体的に突き刺さる時代になったことに対して
最高!すごい!かっこいい!かわいい!応援してる!
この一言でもいいので言葉で届ければいい大多数の意見が
「♡」やサムズアップの絵文字だけで行われてしまっている。
それに対してネガティブな反応は言葉で届きあなたの化身であるスマホやPCでの画面の占有率もたかい。
そりゃぁ傷つくよなぁと思う。ポジティブな感情がインスタントに表現されすぎているのではないかということだ。
思えば昔僕は絵文字や顔文字が嫌いだった。
それは感情表現が陳腐になる思いからと、そんな簡単な感情じゃなく最大限の賛辞では言葉で思いを伝えるべきだと思っていたからだ。
今の時代、もはや絵文字でもスタンプでも顔文字でもそれでもいいから手で打ったより能動的でコストのかかる反応をすることすら省いてしまっている。
そこにあるハートマークをワンタップするだけだ。
そんなもの賛辞でも褒め言葉でもなんでもない。
オナニーみたいなワンタップが誰に届くだろうか。
ビジネスでいえば押さないより押す方がいい当たり前だけど、でもあなたのポジティブな感情を伝えるだけで救えるものがあるんじゃないだろうか。
これはコンテンツの保全としてもまっとうにある。
イイねだけじゃなくUGCとしてしっかり利用できる言葉やアクションを起こすのだ。
それが人や物を明確に支えるのだ。
だからわざとらしくなってもいい、あなたのその素敵な感情ほどポジティブなことばとして、インスタントでないたっぷりの時間をかけて表現してみてみませんか?。

③ネガティブは増え(たように見えてしまい)ポジティブは減った(様に見えてしまう)世界で

ここまで書いてきたことをまとめたのが

ネガティブは増え(たように見えてしまい)ポジティブは減った(様に見えてしまう)世界がSNSなのだ

だと思っている。
ネガティブな感情がよりそのまま吐き出される
ポジティブな感情はちんけなボタンに成り下がった
感情の総量は変わらないのにそれらが見える量に大きなギャップが生まれたのだ。
あなたに届くネガティブなワードよりもっともっとあなたが好きで、あなたを応援する人はいるはずなんだと思う。
なんならイイネを推してくれる人すべてのお名前を読み上げてみてください。名前だけでいい。
批判は(もちろんつらくないなら)文章も名前も読み上げてみてほしい。
よっぽどいいねの名前の読み上げの方が時間がかかるはずだ。
SNSにもしネガティブな面を増幅(したように見せる)きのうが付帯してしまっているなら、ポジティブな言葉を意図的に(嘘ではなく)そこにあるはずのものを見えるようにするだけでいいからしていくだけなんだと思う。

ここまで書いたけどでもこれって実はSNSに関係ない話で、人ひとりの言葉で傷つけてしまう可能性があるなら、傷つかない言葉で埋めてあげるしかないんだと。ただただそんな風に思いました。

最高!ってつぶやくならメンション付けてあげてください。
○○最高!に変えるだけでも相手のエゴサーチを救うでしょう。

ただただみんなでそんな風にしていければいいなぁと思いました。
それは満たされない誰かの感情を救い、結果ネガティブな凍ろない言葉をかけるような人を、京アニ事件やそれらの類の事件のような不特定多数に向けた負の感情爆発みたいなものも減らすのではないでしょうか。

インフルエンサー/セレブリティに限らないSNSという場所での言葉の選び方や言葉の使い方のお話でした。


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